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2019年というか2010年代が終わりなんですね。21世紀も残す所あと80%です。

この年末は「オンライン英会話」「麺活(ラーメン)」「サブスク周り」「ミラノでサッカー観戦」などでブログを書こうとしていたのですが、うかうかしていたら年が明けそうなので、"お金を使ったこと"くくりでまとめて振り返ってみようと思います。

→その2(交通・ドラマ・ラーメン)はこちら


◆買ったもの


Oculus Quest

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昨年の Oculus Go からのVRブームの流れで当然のように購入。部屋をひとつ片してVR専用にするくらい期待して買ったのですが最近は、スポーツや映画を観るときに思い出したようにかぶるくらい。ソードオブガルガンチュアは筋肉痛になるくらいハマりましたが根本的に、ゲームを続けられない質(タチ)なんですよねえ。

現時点での Oculus Quest はハードが先行していて、ソフト開発がまだ追いついていない感があります。自分がVRに期待しているのはゲームじゃなくってコミュニケーションの領域。ハードは成功と言えるくらい継続的に売れているみたいなので、2020年以降のアプリケーションに期待します。






カードサイズの財布 collet

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秋にオープンした山科無印良品のポップアップストアで見つけて気になっていた財布を年末にサンタさんからもらいました🎄

とにかく小さい、けど、カード・お札・コインの必要なものが普通にはいるという財布です。小さくて厚みがあるのでかばんやポケット内で触感的に「財布」とまだ認識できないのが悩みです。

そしてそのスペック以外に好感が持てるのが、枚方の工房で職人さんがひとりでつくっていること。メイドインおけいはん。

キャッシュレスで現金を触る機会はゼロには近づいたもののすぐにはゼロにはなりません。そんな2019年に新調した名刺入れサイズの財布はおそらく人生最後の物理財布になるのかなあとも思ったり。





無印良品のレディースの長袖カットソー

シンプルでオーバーサイズ気味でラフに着れるTシャツ、便利なんですが、自分は普通の成人男性より腕が短めで、着丈を合せると袖丈が短く、袖丈を合せると着丈が長くて今っぽくキレイに着れないということがよくありました。

そんな中、またもや広い店舗の山科の無印良品(ほんとにここいいですよ)で見かけたレディースの長袖がパッと見で形のバランスがよさそうでXLサイズがあったので着てみたらピッタリ。特に着丈の短さ。その後は、無印のレディースを定期的にチェックしています。ハイネックのざっくりニットもよさそう。

※無印のサイトがが年末年始メンテナンス中なのでリンクと画像は後日貼ります


◆レジャー

今年は公私ともにたくさん旅行に行きました。岡山、金沢、瀬戸芸、阿波おどり、高山、多治見、台北、リスボン、ミラノ。その中から3つのスポットをご紹介。


江之浦測候所@小田原

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前々から良い良いと聞かされていた杉本博司氏ワールドに11月に1年越しの訪問。1年じらしたおかげで新たに「竹林」エリアがUNLOCKされて探索できるワールドが広がっていました。

建築だけでも作品だけでもなく人里離れた山ひとつをキャンバスにした表現はどこまでが計算されていてどこまでが野趣なのかよくわからないのがおもしろいのです。あいにくの小雨でしたが艶のある湿った画が撮れて、そこかしこに自分好みの「かっこいい景色」があって満喫しました。建築と写真が好きな人におすすめです。

そしてここはオンライン販売チケットによる完全予約制なので極端に博物混んだりすることがない上に、事前に予約してこんな場所まで来ているひとたちしかいないので皆さんとてもマナーがよい。これからの美術館・館は全てこの方向に進んで豊かな体験と満足度を上げてほしいなあ。鑑賞ではなく体験にお金を払うというのはこういうことなんでしょう。

杉本氏の感性の赴くままにまだエリアが広大に増えそうなのが心配で楽しみ。公式のInstagramアカウントもいろんな構図を攻めていて面白いです。






多治見市モザイクタイルミュージアム

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陶器の町・多治見に2016年にオープンしたミュージアム。
懐かしのゲーム「ファンタジーゾーン(SEGA)」を思わせる外観がキュートすぎる。展示のボリュームはそこそこですが、入館料は安いし3階は女子ウケするインスタ映えの空間で車で来れるのならおすすめです。

ちなみに、この既視感はと思ったら、たねやワールドこと ラコリーナ近江八幡と同じ建築家さんなんですね。





サンシーロ@ミラノ

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欧州屈指の歴史を持つ8万人収容のサッカースタジアムであるわけですが、20年間テレビ越しに楽しい時もつらい時もインテルを応援し続けてきた僕にとってサンシーロに足を踏み入れて世界中から集まったインテリスタの仲間たちと本気のセリエAの試合を観戦できたことは人生の目標をひとつ達成してしまったようなものです。

ここでおすすめしたいのが試合のない日も参加可能なサンシーロスタジアムツアー。ひとり18ユーロで2時間弱。インテルorACミランのサポーターはもちろん、老朽化が問題視されているサンシーロはいつまで今の姿で存在しているか怪しいので、欧州サッカーファンのみなさんにおすすめです。
(サンシーロとセリエA観戦についてはまた近いうちに別でブログを書きます!)





◆サブスクリプション

続いて日本でもいよいよ、知っていると知らないで生活の質に大きな差が出るレベルになってきた定期払い使い放題の商品。とは言え、アーリーマジョリティな自分はそんなにアグレッシブには払っていないんですが。


Always Lunch(1ヶ月試して退会)

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秋に月額5000円ほど(現在は6,578円)でランチが食べ放題になるサブスクが京都市内で始まると聞いて躊躇なく申し込み。お店のラインナップも満足できるレベルだったし、ランチと言いながら夕方や夜も使える店があってこれはイイ!と思いました。

・・・が、1ヶ月試してみて解約。理由はサービス提供エリアである四条烏丸近辺に毎日行かないから。
毎日行く必要ないのに、Alwaysを契約してるから「あと●回行かなきゃ元が取れない!」と言う貧乏意識にとらわれて、10月後半はノルマのようにランチタイムに四条に行っていました。他に好きな行きたいお店(カリル@丸太町とか讃式@清水五条とか)あるのに、Alwaysがあるから行けない!・・・という自分に気づいた時「このサービスは今の自分を幸せにしない」と悟りました。

対象エリアの近辺の会社に毎日出勤してランチを食べなきゃ行けない方には信じられないくらいお得なサービスだと思います。週3使って後2日は別のお店で食べても元をとれますから。回数制限がある代わりにもっと安価なプランとかが出たらまた検討したいと思います。





某シェアオフィス(10月から継続中)

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自分は京都のコワーキングスペースには詳しい自信があります。自分が関わったり知人が運営していたりするユニークでコンセプトが優れた多くの選択肢があります。なのに、吟味してはじめて個人で固定契約したコワーキングスペースは、まるでネットカフェのように画一的で特徴のない全国チェーンのサービスでした。

いちユーザーとしてはあまり混んで欲しくないので店名は具体的には書きませんが(聞いてください)、

・月額2000円で月2日利用の最小プランで24H利用可能なオフィスキーが貸与される
・カードキーは京都店だけでなくトーキョー、オーサカなどにあるグループのどの店舗でも使える
・3日目からの利用はシンプルに1日1000円で加算
・月末締めクレカ引き落とし

という利用頻度が安定しないノマドワーカー(死語)にとって納得感がありすぎるシステム。「元を取る取れない」強迫観念に支配されてコワーキングスペースに行くなんて本末転倒ですから。厳密にはサブスクリプションとは言えないですが、固定料金で使い放題のレギュラープランが8000円なので、月8回までの利用なら固定+従量課金というのがちょうどよいのです。

また、肝心のワークプレイスですが

・飲食・会話・雑談OKなカフェゾーン
・テレカンなど節度のある発声はOKなオフィスゾーン
・キーストロークが強い人も注意さえうるサイレントゾーン

と厳格にゾーニングされていてこちらも合理的です。オシャレさ皆無で、他の会員との交流も一切ないワークプレイスですが、今一番快適に仕事が捗る場所。人恋しくなれば馴染みのコワーキングスペースでドロップインすればよいのです。ワークスペースの利用も目的に応じてレイヤー化してきた感じ。



DMM英会話(2018年2月から継続中)

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この年齢で英語学習ってやってる人はやっててもあまり言いふらすものじゃないという感じなんでしょうが、2年目になってやっとその効果が実感できてうれしい1年だったので書きます。

実感とは具体的に、秋の海外出張で拙いながらもなんとかできる「慣れと度胸」がついていたのと、春に受けたTOEICで5年前より200ポイントもアップしたこと。30分のレッスンをここまでで500レッスン続けていてもうすぐ丸2年。語学はどこまで行っても継続と積み重ねなので日常生活のルーティンとなればしめたものです。

継続できている理由は「友達感覚でフリートークができること」。半年続けたあたりから教材を読み合わせるような平凡なレッスンはやめて、テーマだけ決めてフリートークをするようにしました。と言うのもDMM英会話はフィリピン講師だけではなくヨーロッパや中南米・アフリカの講師も多いことが特徴なんですが、サッカーや音楽やゲームなど共通の趣味を持っている講師が多くいるのです。欧州サッカーの話は専らセルビア人の兄ちゃんたちと盛り上がっています。

英語学習についてはまた改めてブログに書きたいと思いますが、勉強嫌いで飽きっぽい自分が2年も続けられていることにびっくりしています。






・・・長くなってきたのでその2(交通・ドラマ・ラーメン)に続きます



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