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ロックの偉人たちは何をしても絵になるものですが、70〜80年代という時代の空気と共に切り取られた写真は奇跡の連続で、胸の奥から忘れていた何やら熱いものがこみ上げてきて場に釘付けになってしましました。
新宿三丁目のBEAMSの6階で行われている、「MUSIC LIFE ~長谷部宏の写真で綴る洋楽ロックの肖像~」展を見てきました。
歴史的エピソード満載、長谷部宏「写真展示会」開催スタート | v.a.(洋楽) | BARKS音楽ニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000111607
MUSIC LIFEという雑誌は、1998年まで続いていた洋楽専門誌。ネットはまだない時代、民放が2局の北陸の片田舎に暮らしていた文系ロック少年にとっては、海の向こうのロックのきらびやかな世界と月イチでつながる数少ない情報源でした。
そんなMUSIC LIFE誌の表紙をはじめ、長年洋楽アーティストを撮影してこられた長谷部宏さんの写真展です。お名前は知りませんでしたが写真はみたことあるある、どこかでみた、というか10代の頃擦り切れるまで読んだあのミュージックライフの表紙や!
とは言え、僕がMUSIC LIFEを愛読していたのは晩期の90年代。そのころの脂の乗っていたアーティストと言えば、U2、ヴァン・ヘイレン、マイケル・ジャクソン、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、RHCP、からグランジ勢の勃興、そしてブリットポップブームへ、といった時代。
この展示でもギリギリでカート・コバーンやブラーの写真がありましたが、やはりメインは日本でもっとも洋楽ロックが輝いていた70〜80年代のロックヒーローたち。誰のどんな写真が展示されているかはこのポスターからもだいたい分かるかと思います。

思ったよりこじんまりしたスペースで生で見れる写真はポスターにある分だけなんですが、展示会では長谷部氏の膨大な写真がスライドショーで延々と壁に投影されていたので、(しかも全部で何枚あるかぜんぜんわからないw)ずーっとベンチに腰掛けて、目をうるうるさせながら少年のように見入ってしまいました。
僕が展示作品および上映作品の中であらためてカッコイイなあ、オーラあるなあと思ったのは、ジェフベック、マイケルシェンカー、フィル・ライノット、ロバート・フリップ、ロニー・ウッド、イギー・ポップあたり。エアロやストーンズなんかは今も現役なので懐かしい感じはしないけど、若かりし頃のかっこよさはまた別格。(だから今もその経年変化がカッコイイんだけど)

写真に添えられた長谷部氏のコメントもカメラマンらしくて素敵です。
展示写真に添えられたコメントはBARKSのサイトで読むことができます。
あと70〜80年代の「外タレ来日」といえばお約束のニッポン観光的な写真がなんとも味わい深い!
新宿公園で和服のおばあさんと映るまだあどけないU2、竜安寺石庭に腰掛けるベルボトム集団ドゥービー・ブラザーズ、京都のどこかで野点を嗜むクイーンご一行に、金閣寺にも負けないきらびやかなデビッドカヴァーデイルと初期の(!)ホワイトスネイク、などなど、よく知っている風景の中で若き日のロックヒーローたちがいて息遣いが聞こえてくるようなシーンに感動。ちなみに最も渋かったシチュエーションは、ポリス@倉敷美観地区でした。
最近のアーティストってもう日本のこういうところで写真撮らない(撮らせない)ですよね。
・・・ということで、ってテキストで書いてもほとんど伝わらない、文字通り個人のブログになってしまいましたw
実はこの展示もう終わりかけで 11日の祝日まで。クラシックロック好きで東京の方はちょっと時間作って除いてみるととっても瑞々しい気分になれること請け合いですよ。
おまけ)俺たちの青春だったロック&ポップスター、あの人は今...【画像】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/30/rock-and-pop-star-who-are-they-now_n_6578114.html
そんなMUSIC LIFE誌の表紙をはじめ、長年洋楽アーティストを撮影してこられた長谷部宏さんの写真展です。お名前は知りませんでしたが写真はみたことあるある、どこかでみた、というか10代の頃擦り切れるまで読んだあのミュージックライフの表紙や!
とは言え、僕がMUSIC LIFEを愛読していたのは晩期の90年代。そのころの脂の乗っていたアーティストと言えば、U2、ヴァン・ヘイレン、マイケル・ジャクソン、メタリカ、ガンズ・アンド・ローゼズ、RHCP、からグランジ勢の勃興、そしてブリットポップブームへ、といった時代。
この展示でもギリギリでカート・コバーンやブラーの写真がありましたが、やはりメインは日本でもっとも洋楽ロックが輝いていた70〜80年代のロックヒーローたち。誰のどんな写真が展示されているかはこのポスターからもだいたい分かるかと思います。

思ったよりこじんまりしたスペースで生で見れる写真はポスターにある分だけなんですが、展示会では長谷部氏の膨大な写真がスライドショーで延々と壁に投影されていたので、(しかも全部で何枚あるかぜんぜんわからないw)ずーっとベンチに腰掛けて、目をうるうるさせながら少年のように見入ってしまいました。
僕が展示作品および上映作品の中であらためてカッコイイなあ、オーラあるなあと思ったのは、ジェフベック、マイケルシェンカー、フィル・ライノット、ロバート・フリップ、ロニー・ウッド、イギー・ポップあたり。エアロやストーンズなんかは今も現役なので懐かしい感じはしないけど、若かりし頃のかっこよさはまた別格。(だから今もその経年変化がカッコイイんだけど)

写真に添えられた長谷部氏のコメントもカメラマンらしくて素敵です。
「マイケルは一度前傾姿勢になると、もう2分も3分もガーッとギターを弾きまくり、動かない。」〜マイケル・シェンカー
「こちらからポーズをつけたわけじゃないんだ。手を挙げているだけで、別にどうってことないのに絵になる人だった。」〜イギー・ポップ
「とにかくエアロスミスはライヴ写真がいいんだ。絵になるんだよ。特にこの二人は絶品だね。レコード聴くより、絶対にコンサートだな。」〜エアロスミス
「動いてよし、静止して、またいい。彼の一挙手一投足が、絵になるんだ。」〜デイヴィッド・カヴァデール
展示写真に添えられたコメントはBARKSのサイトで読むことができます。
あと70〜80年代の「外タレ来日」といえばお約束のニッポン観光的な写真がなんとも味わい深い!
新宿公園で和服のおばあさんと映るまだあどけないU2、竜安寺石庭に腰掛けるベルボトム集団ドゥービー・ブラザーズ、京都のどこかで野点を嗜むクイーンご一行に、金閣寺にも負けないきらびやかなデビッドカヴァーデイルと初期の(!)ホワイトスネイク、などなど、よく知っている風景の中で若き日のロックヒーローたちがいて息遣いが聞こえてくるようなシーンに感動。ちなみに最も渋かったシチュエーションは、ポリス@倉敷美観地区でした。
最近のアーティストってもう日本のこういうところで写真撮らない(撮らせない)ですよね。
・・・ということで、ってテキストで書いてもほとんど伝わらない、文字通り個人のブログになってしまいましたw
実はこの展示もう終わりかけで 11日の祝日まで。クラシックロック好きで東京の方はちょっと時間作って除いてみるととっても瑞々しい気分になれること請け合いですよ。
おまけ)俺たちの青春だったロック&ポップスター、あの人は今...【画像】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/01/30/rock-and-pop-star-who-are-they-now_n_6578114.html