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あいにくの雨が降りしきる木曜日の昼下がり、今日から始まった「漫画家による仏の世界展」を見に行ってきました。

漫画家による仏の世界展 公式ウェブサイト
http://butsuga.jp/

参加されているマンガ家一覧は大御所・ベテランの方が多い模様。展示の下に書かれたプロフィールを見ると、京都精華大や京都造形大などで講師をされている縁で起用されている方もいるようです。

自分は「マンガ:並以下」「仏像:ちょっと詳しい」くらいであまりこの展示のターゲットではないと感じながら足を運んだのですが、知らない画家の方でも、それぞれの自由な発想や絵に込められた思いを味わいながら愉しむことができました。




雨の中の平日初日ということで、関係者ぽい人がちらほらいるほかはガラガラな中でじっくり観ることができたのもラッキー。各画家によってタッチや画法が違うものを間近で見れるので、絵を描く人にはとっても良い勉強にもなりそうです。

そんな自分がこの展示の中でピンポイントで好きな漫画家は池上遼一さん(実は福井県出身)。どんなテーマを書いても絶対にぶれない独自の人間観がどう表現されるのか。

そんな池上さんの作題はズバリ「弥勒菩薩」。
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弥勒菩薩なのに悪そうw

その他、メジャーどころで言うと、ゴルゴ13もレレレのおじさんもいるし、浦沢直樹さんの「仏」はそれまんま20世紀少年ですよねwだったり、植田まさしさんのそれはアレだったり、突っ込みどころは多々ありつつも、マジメな解釈できらびやかだったり、穏やかだったり、エロティックだったり、いろんな「仏」さんの解釈がありました。

そうそう、そんなに漫画家さんに詳しくないのにどうして初日に行きたくなったのかというと、ちょうど2週間ほど前に、だるま商店さんという京都のプロの絵描きユニットを招いて「オフィスの壁に七福神を書こう!」というワークショップを主催したからでした。



オフィスに絵巻物出現!「だるま商店 トーク&ライブペイト」レポート!|OpenCU
http://www.opencu.com/2014/03/report_ud-kyoto1/

「昔の日本画って、今見ると渋いものばかりなようだけど、当時の人はきらびやかな世界を見ていたはずなのだから、もっと鮮やかに表現する方が普通やと思います」

と言うコトバが思い出されました。


グッズ売り場はキケン

さて、入場料500円でこれだけ楽しめればとっても良心的、・・・なのですが、撮影禁止の中でこれだけの趣深い作品群を見てしまうと、このソーシャル時代を生きる業の深い私たちは「行ってきた自慢」をしたくなります。

そこで待ち受けるグッズコーナー。




全員の作品と解説が網羅された作品集が1,800円、作品ごとの単体のポストカードが1枚200円、あと原画のレプリカが2〜3万円で販売されていました。
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まあ、初日に来といて手ぶらで帰れないよねー、ブログも書くし、ということで自分が選んだ「飾りたい3枚」が前述の池上遼一さんの作品の弥勒菩薩(ファン)、渡辺みちおさんの広目天(強そう)、小島功さんの弁財天(一番ご加護がありそう)の3枚でした。池上さん以外漫画読んだこと無いけどw



東寺へのアクセス

新幹線から東寺の五重塔が近くに見えますが実は、
  • 近鉄奈良駅から徒歩10分
  • 地下鉄烏丸線九条駅から徒歩15分
  • JR京都駅八条口から徒歩20分
という中途半端な距離があります。この展示が行われている「食堂」は敷地の北の方なので京都駅で近鉄に乗り換えるくらいなら歩いても良いでしょう。

そんな「マンガ家による仏の世界展」京都では東寺にて

 2014年3月20日(木)〜4月6日(日)

続いて東京では増上寺にて

 2014年5月1日(木)〜5月13日(火)

に展示が行われるそうです。

繰り返しになりますが500円でさくっと楽しむには良い展示です。東寺境内内の拝観料のかからない食堂で行われているのが好印象でした。鑑賞の所要時間は全50作を足早で30分、時間があれば1時間弱くらいです。(欲を言えばもっと若い今脂が乗っているマンガ家も登用してほしかったところですね)

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東寺といえば薬師三尊像と十二神将像が圧巻の金堂や五重塔が有名ですが、隣接した塔頭、宮本武蔵ゆかりの水墨画と五大虚空菩薩像で有名な観智院もオススメですよ

この3連休に、ちょっと時間がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?そしてどのマンガ家の仏さんがどう良かったか教えてください!




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