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昨日3/8は小中高の12年間過ごした故郷である福井県でこちらのセミナーに登壇させていただきました。

アップグレードふくい+ for the WEB
http://ugfplus.fisc.jp/

プログラム上の演目は

”クリエイター・デザイナーが、地元福井の未来のために活動していくヒント”

なんですが、スライド中では勝手にタイトルを変えていて

"地元をボトムアップからデザインする"

というタイトルでお話しました。(福井でどうするかの話ではなく福井の周りの街のクリエイターはどういうことをしているかを知って各々でスタートするきっかけにしたかったからです)

内容はざっくり言うと、
  1. 昨年企画実施したイベント「ゼロからの地元メディア作りに挑戦!」に協力していただいた枚方・滋賀・岐阜の3メディアと、個人的に押しかけ取材させていただいた奈良の取り組み事例の紹介
  2. 経歴や今の会社の紹介
  3. Webサービスのトレンドと「ローカル」の関わりあい(時間なくて割愛!)
  4. 東京から地方に帰ってきた自分が見えている景色や地方でWebをすることについて
このセミナーイベントのキャッチコピー

「最前線で活躍するプロフェッショナルが語る!今後求められるWEB制作のスキルとパッション」

のうちほぼ「パッション」の部分を担当させていただきました。全体のプログラムを見ていただくとひとりだけいい感じに浮いていることがわかるでしょう。何かふわっとしてるw(会社名の並びだけみると良いんですけどねー)
fukui2参加者の方々はWebディレクターやデザイナーとして自身のスキルアップに役立つ、できれば今すぐ使える知識や気づきを、県外からやってきた有り難いプレゼンテーターの話から得るために、土曜まるまる一日潰して来ていただいているはずです。

発表時間も全6人中の3番目の15時からということで、ハードロックバンドのドラムソロコーナーよろしく、ほとんどのみなさんには適度に聞き流してもらいつつも、テーマに少し興味がある人に対してはひとつでも伝えられることがあれば、という思いでこの役割を割りきって、楽しんで発表させてもらいました。


Webディレクターとしての苦悩(大げさ)

ただ一方で、現場に来て参加すると割り切れない自分もいたことを告白します。この日の自分以外のセッションは皆さん、Webディレクターとしての何たるかを学べる老獪なプレゼンテーションばかり。

Webディレクターとして10年それなりにいろいろやってきて、一家言もあったりする(ライブドアディレクターブログ編集部員でもあったわけですから)自分が、Webディレクションのことは一切抜きにして、ここ半年での地域メディア取材の活動とポエミーな「俺はこう思う」だけで、故郷の同業者の仲間たちを前に話す流れになったことが滑稽に思えたわけです。

そういう意味では、全員のセッション後に少しの時間でしたが「登壇者全員に聞く」という流れで、Webディレクションやコミュニケーションについて、自分の経験と言葉で話せたのが助かりました。あれで「この人ちゃんとWebのお仕事もしてたんや。」と思った方も多かったはずw
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まあ、登壇者の皆さんはディレクターかつ経営者の方々が多かったので、自分とはセミナーに登壇するマインドやモチベーションも異なるところはよくよく分かっているのですが、ディレクションのことであれ、Webサービス企画開発のことであれ、ウェブメディアのことであれ、もうちょっと出せるものはアウトプットしていくことはやっていきたいなとも改めて感じました。


うれしかったこと

ということでだいぶんこのセミナーの「本筋」とは違った内容を(しかも早口で)お話させていただいたにも関わらず、セッション後に単なる名刺交換以上の意見交換ができたのは大きな収穫でした。東京から金沢にUターンして地方だからできる何か違うことができないかと模索している方々、観光PRに関わって日々悩んでいる方、子供の頃住んでいたエリアでローカルメディアを運営している方など。

やはり実際悩んでいる人動いている人のリアルなお話と思いはとっても勉強になりますし親身に感じます。いっしょに考えてお話をしてアイデアを出すことが大好きです。それが、いわんや故郷のことをや。また機会があればお話させてくださいね。


セッションで伝えられなかったたったひとつのこと

実はプレゼンを作っている最中僕はずっと、「Webの人も自分のスキルを活かして小さなことからもっと地元に関わろう!」という偉そうなアジテーションをするわりに「あなたは地元に何をしているの?」と言われると(ロフトワークの活動以外では)まだ何もできていないということに引け目を感じていました。

しかしその後、イベント主催者の方のブログでこのように紹介していただいたのを見て心が救われました。
当センターは、県内中小企業の販路拡大や経営革新を支援する機関ですので、今回のようなセミナーイベントを企画する場合、「ウェブ制作者のスキルをどう伸ばすか」とか「ネットでどう販路を開拓するか」とかという視点になります。

ただ、個人的にはそれだけでは味気ないというか、こういうイベントのなかではもっと違う視点からネットの可能性を示すセッションが必要じゃないかと思っておりまして、いろいろ考えた末、今回は「地方からの情報発信でクリエイターやデザイナーが貢献できること」というテーマを設けることにしました。

このテーマにすると決めた瞬間、講師は森内さんにお願いするしかないということから即座にfacebookメッセージでオファー、森内さんにも快諾をいただきました。森内さんは日頃から京都を拠点にクリエイティブコミュティ作りに挑戦しており、加えて各地を精力的に取材をされておられ、いろいろな事例をご存知です。

また、本県の福井市出身ということもあり、この場でこのテーマでお話しいただくのにこれ以上適任の方はいないと思っています。

ぜひこのセッションで、クリエイターやプランナーが自身のスキルを活かしながら、地元福井を活性化するためのヒントを掴んでいただき、これからの日々の活動に活かしていただけると嬉しいです。

というか、私も活かしたいと思います!

アップグレードふくい担当者ブログ セッション紹介(3)
http://www.fisc.jp/weblog/ugf/2014/03/post_490.html

どうしてこの担当者さんに声をかけていただいたかというと、僕自身のネットを使った個人からの情報発信からです。「これからの働き方」や「地方ではたらくこと」についてこのブログでまとまった文章を書いたり、会社のスタッフとして企画したイベントや自分が書いたコラム、またネットで見つけた記事やニュースについても、Facebookでシェアするときには必ず自分の言葉で言い直すことをやってきました。(逆に言うと自分の言葉で言い換えられないシェアってなんやねん、って思ってます)

そういったリアルな「パッション」の共有が、届く人に少しづつ伝わって、ここにつながっていたことに改めて気づきました。

担当者さんによる紹介ブログ記事の中に現職・前職の会社名やブランドに関することは出てきません。僕を福井出身のいちディレクターとしてみていただけているとわかったとき、自分の信念でボトムアップでやっていること(ブログや取材)が、地元でのこの機会につながっていることを自覚しました。

ということで、間接的ではありますが、自分自身で立てたプレゼンのテーマ「地元をボトムアップからデザインする」に関われていることに気づけて晴れやかな気分になったのと同時に、福井で北陸で活動している方々と具体的なお話もできて、僕のWebディレクター人生の中でもとびきり新鮮でエキサイティング体験ができた一日でした。

ブログっていいですよねー。
個人的な今年のキーワードは「ポエム」です。


おまけ)アップグレードふくい参加者のみなさんへ
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