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no title
スマホでニュースを見る方法・きっかけとして、僕は断然「ソーシャルメディア経由 または ブックマークからブラウザで見ればいい派(permalinkバンザイ派)」なのですが、グノシーアプリだけは今も使い続けています。

朝刊・夕刊それぞれ20件くらいPUSHされる記事リストの中でタップするのは0〜3件くらいなので1日10分も接触していないわけですがだいたい毎日チェックする習慣はついてしまいました。

一般的なスマホユーザーが日常的に利用するアプリはせいぜい数個という中で、大抵のニュース・メディアアプリの悩みどころでもある「フリクエンシー」を見事に獲得しちゃっているわけです。ちなみに、昨年から導入された「Sponsor」記事もほとんどタップすることはないですが、せっせとインプレッションには貢献していることになります。

今日はこんな記事をみかけました。

堀江さん、津田さん、糸井さんも!Gunosyから見る有名人の頭の中とは? | nanapi [ナナピ]
http://nanapi.jp/113773/

自分に出ている記事がパブリックになっていることは知っていて、なんとなく非公開にしていたのですが、かれこれ半年以上しっかりお世話になっているわけだし隠す理由もないと改めて公開にしました。

idmoriuchiのGunosy
http://gunosy.com/idmoriuchi

使い始めた当初はスマホアプリとかスタートアップ情報とか、東京のWeb業界人がよくみる景色に過ぎませんでしたが、それでも年末あたりからは個人的な関心である「働き方」「京都」「ブロガー」「ライブ情報」などのそれほど話題になっていない記事も流れてくるようになりました。

今こうやってみると堀江さんと大きくは変わらないんだなーという気もしますし、パーソナライズされた記事でも取得元のメディアはあまり変わらないなーという印象もありますが、それでも前日話題になった自分向けの記事をザッピングするには事足りていて、無料のサービスとしては重宝しています。
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たまにこういうのが混入してくるのも(エンタメ系ニュースをフォローしているからなんですけど)息抜きとしては楽しい範囲ですw

Gunosy はTwitterアカウントとだけ連携して使っています。自分はTwitterについては、SNSとしての使い方をほぼしていなくて、情報収集用80%・パブリックへリンク発信用20%という感じなので、Gunosyが解析してくれる(と思っている)ソースとしてもコントロールしやすそう。という理由でFacebookとはあえて連携させていません。

なのでFacebookで見かけた記事は関係なく翌朝や夕方のGunosyでも流れてくるわけですが、Facebookで見かけた(けど読まなかった)記事がGunosyでも流されてきたら一応読む、という自分ルールができてきました。

だから、冒頭にも書いたとおり一般のGunosy利用者に比べてCTRや接触時間は少ないかもしれないものの、他のニュースアプリとの住み分けは完全にできています。これは「速報」というニュースの価値のひとつを切り捨てたGunosyだからできていることを考えるとうまいことできてるな〜と思うわけです。

ということで、半年前までニュースサービス開発現場にどっぷり浸かっていた自分がここまで純粋に利用することになるとは思っていなかったGunosyですが、その後の雨後の筍のようなニュース系アプリ乱立の中で最初から既存のコンテンツホルダーと共存できるコンセプトの独自性と技術があったこともあり、気がつけばちゃんと使っていました、というお話でした。



最後に、ここまでポジティブなことばかり書いてしまいましたが、Gunosyの使い勝手についてはそんなに満足できているわけでもなく、例えば、アプリ内で Pocketに保存ができなかったり、Android版アプリで手軽に共有(インテントに渡す)ことができなかったりするところには若干やきもきしています。ただ前述のようにリストを数分ザッピングするだけなので別にそこまでのストレスにはなっていないというのが現状。

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↑ここからブラウザかクリップボードを介さないと他のアプリに渡せない。android なのに!

そのあたりはユーザーによって使い方が違う中で、サービス側の理想との乖離の狭間で苦心されている様子が見えるのが(きれいなプレスリリースで取り繕ったりするよりは)個人的に好印象なので、これからもいろいろ試行錯誤して攻めていってほしいと思います。

Gunosyの軸がぶれていると思う2つの理由と、はてブでいいじゃんという気持ち - 空気椅子
http://ac.hatenablog.jp/entry/2013/11/21/052918

狙うは世界。グノシー支えたデザイナー集団 | オリジナル | 東洋経済オンライン | 新世代リーダーのためのビジネスサイト
http://toyokeizai.net/articles/-/28005


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