この記事の読了時間:4分
summit
明日渋谷で開催されるブロゴスフィアの祭典?ブロガーサミットに参加します。ということで、いつかどこかで書いておかなきゃだった表題のテーマについて2013年の今感じていることを長くなりすぎないように記しておきます。


わたしとブログ

  • 1999年くらい
  • 就職浪人しながらひたすらPCをいじっていた学生時代のホムペのコラムコーナーで生意気に「俺はこう思う」を展開していた黒歴史を最近発掘
  • 2003年くらい
  • Perl3級のWebエンジニアでした。MT2.6を借りているサーバにインストールしてブロガーデビュー。「何かを表現したい」というよりはそれまで細々と続けていた好きにいじれるホームページの延長でした。
  • 2005年くらい
  • ちょっと疲れて京都に引き篭っていた時代。黙々と京都の寺社を回った日記を更新していることで徐々に快方し社会復帰できました
  • 2006-2009
  • 仕事が忙しく(は言い訳だけど)がっつりと記事作成フォームに向かうようなbloggingはできなかった時代。年間200杯を食べたラーメンブログだけカジュアルに更新。
  • 2010-今
  • ブログの会社に入ったことでここ「Blog Start All Over (邦題:「ブログ、再び。」)で仕切り直し。最初は実名で書くのは抵抗があった(遠い目)。メディアとしての野望やマネタイズの目標があるわけではないのでハードルは低目に、でも途絶えないように「月1回はしっかりしたエントリーを書く」をノルマにもうすぐ3年。





理由1:リアルな人間関係でのコミュニケーションツール

このブログを書いていていなかったら職場の同僚や友人に自分のことを今の半分も知られていなかったでしょう。

知人友人(フォロワー)とのコミュニケーションにおいてはTwitterやFacebookもある中で、今もブログが使われる理由は「まとまった文章量で順序立てて自分のスタイルで表現できるから」に尽きますよね。

とくに知人友人(フォロワー)に対しては「ソーシャルメディア or ブログ」ではなくって、「ソーシャルメディア to ブログ」。ブログでなにか書いたら「知人向けのひとこと(導入文)」を添えてFacebookに投稿します。その「ひとこと」とOGPが提供する情報量を見て興味があれば(ヒマがあれば)読んでほしいけど、なければ「そういう(タイトルの)記事書いてたんだー」くらいの意識でもありがたい。RSSしかなかった時代に比べれば「適度な押し付けがましさ」で知人友人に読んでもらえるようになりました。

パーティーが苦手な自分にとってFacebook+Blog記事の黄金の組み合わせは、単なる「コミュニケーションツール」から「プレゼンテーションエンジン」とも言える大事なものになっています。

蛇足

一方でブログ読者としては「既に知っている誰か」が書いている、書き始めるブログを読むことは無上の楽しみです。そうやって書き始める知人がいれば全力で応援するのですが、すごい勢いで自分をさらけ出し周囲の、ネット上の誰かに影響を与えまくって、自分主催でブログ読者との交流会を催してしまうすごい人もいます。なんというかすごい刺激になりますw

ネットでしか知らない人に会うメリット。 | カジケンブログ
http://kajikenblog.com/?p=2934


理由2:自分の考えが言語化・構造化されること

自分の考えがブログで整理されるとどんな良いことがあるのでしょうか?「大事なことは時間をかけてでもブログで(実名で)書く」という習慣をつけてからもうすぐ3年、まさに今自分に起こっていることの例を挙げます。

5月末に前の会社を退職して以来、フリーランスで仕事をいただきながらつい最近まで転職活動をしていました。就職・転職と言えば面接です。新卒や最初の転職の時は苦労しながら徹夜で志望理由や「自分が成し遂げたいこと」のカンペをつくっていた覚えがあります。

しかし今では面接の場で訊かれることの答え(もしくは自分からPRすること)のほとんどは、当ブログのエントリーとして書かれた中にあります。

職業観、地方で働くということ、これからのネットメディアの展望、チームマネジメントに対する態度… などなど、ブログエントリとして読めるように言葉使いも考えながら時間をかけて書き出している丸裸の自分の志向・思考。さらに親しい知人や見知らぬどなたかにオンライン・オフライン上で感想・フィードバックをもらいながら晒け出されている、そこそこには熟成されたコンテンツです。

転職という人生での大事な局面でのプレゼンテーションの中身としてこれほどちょうど良いコンテンツはありません。
(単に年をとったということもありますが^^)

ブログを通して自分の考えを折々で整理することが出来ていたおかげで、めんどくさい自分のキャラクターに合ったユニークで新しい価値感を持った次の職場を見つけることができました。

蛇足

トークセッションで話したいことをブログに書いておくというのも新しいですね!(ブロガーはみんな見てるしw)レジュメをシェアすることでトークセッションはもっと広がりと奥行きがありそうで期待。※イベントは明日です。

ブロガーサミットで話そうと思ってたこと : アルカンタラの熱い夏
http://blog.livedoor.jp/sasakill/archives/50829477.html



理由3:ブログ≒インターネットだと本気で思っている

「ブログがあるのにブログを書いていない時期」、インターネットに対して常に申し訳ない罪悪感を持っていました。これは「ブログ」という物を知ったときの期待感と表裏一体の意識です。

ウェブを職業として、公私関わらず殆どの情報はインターネットから得ているというのに、自分からは情報を供給出来ていないという不均衡。ちょっとしたコードをブログからコピペして活用するたびに、血沸き肉踊るライブレポートを読むといつも、皮肉とユーモアにあふれた才能の無駄遣いに吹いた後には、ただただ受身である自分に一抹の切なさを感じていました。

作家でも学者でもアーティストでもない自分の知識や経験の範疇で、訪問者に対してしっかりと「なにか」を持ち帰ってもらうようなエントリを書くことは決して簡単ではないし、うんうん悩んでいるうちに土日が終わっていたりもするのですが、目的を持って何かを探しているネットの向こうの誰かがそれを読んで「インターネッツ便利や!」と思ってくれるのが少なくても数字で見えているとなかなか辞めることはできません。

34

Yahoo!砲(関連記事) はん おこしやす : Blog Start All Over
http://blog.livedoor.jp/ldmoriuchi/archives/6286917.html


ひとくちにブロガーと言ってもいろんな動機の人がいますが、自分は、

「インターネットというプロジェクトに参加している」

と胸を張って言いたいがためにブログを書いています。Open&Share万歳!


蛇足

TwitterもFacebookもある今から思えば、なんでこんな書くのに手間がかかってスタティックなものが「1億総ブロガー時代」とか言われてもてはやされていたのが滑稽でもあります。自虐的でもなく。現実は「1億総ツッコミ時代」が到来しているわけです\(^o^)/

ただ、間違いなく言えるのは、プラットフォームとしてもカルチャー(趣味)としても「ブログ」ほどしぶとく生き残るプラットフォームもなさそうなこと。手を変え品を変え、「ブログなるもの」の系譜は綿々と受け継がれていくのでしょう。



このエントリーをはてなブックマークに追加