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ことでんひさしぶりに少し余裕ができたので2泊3日で平日ひとり電車旅をしてきました。直近1年ほどは東京・京都間の新幹線・バスでの往復ばかりで、ぶらり旅は控えていたので地方都市めぐりは久しぶり。

最初に岡山方面に行くということ以外はほとんど決めずに出発。結局、初日は倉敷で1泊して、2日目は香川を経由して徳島に初上陸して1泊して日中の高速バスで京都に帰ってきました。

旅行要素はざっくり言うと、うどんを食べたり、ラーメンを食べたり、ローカル電車に乗ったり、古いお寺や庭をみたり、といういたって地味な楽しみですが、そういう旅の合間に(もしくは楽しみながら)メールを読んだり返したり、メモを取ったり、ブログを書いたりすることを両立させるのがマイテーマなわけです。
阿波ポスター0
あくまで旅といっても平日に必要なお仕事を止めるつもりはありません。なぜなら「申し訳ないんで夏休みとるんで・・」と根回しするほど、気合入れた旅でもないし、(ひとり旅ではなおさら)いろいろ気になってオンとオフの境目がつくれない体質だから。

自由な(フリーランス的な)働き方を実戦するということとは裏をかえせば、会社に保証された有給休暇のようなものがない中で、それぞれのライフスタイルに合わせた十人十色の働き方を見つける、ということだと考えています。



、、とめんどくさい前置きはこれくらいにして、このエントリーではそんな2013年にノートパソコンを抱えての電車旅で気づいたことを書き記しておきます。



ノマドなメモ2013

●iPhoneで(さらに)だいたいのことはできる

5年前ガラケー時代は如何に、会社のメールをGmailに転送させるかに苦心していました。2年前iPhone3GSを使っていた際にはまだ、添付の.xlsや.ppt がさっと確認できずにムキーってなってた記憶もあります。

それが今では、中小規模の組織ならGoogleAppsやサイボウズを使うことが主流になりました。FacebookグループやLINEやYammerを使ったカジュアルな情報共有も浸透してきました。このことは利用者側にとっては可及的速やかにモバイル環境にも最適化される恩恵(というより安心)となったし、運用側(会社の総務とかシステム部門)にとっては世界標準で進化する利用環境はもはやローカルルールで束縛しようがない、という諦めとなりました。

BYODみたいな言葉も出てきて合理性や経済性という理由のもとなんだかんだ言って組織側も柔軟になってきましたね!




●強力なモバイルバッテリーが大活躍

自分の今の装備はMBA11inch(2年半前の)、iPhone(4S・非LTE)、イーモバイル(2年前の)と、お世辞にも最新とは言えないものですが、ひとつだけ心強いアイテムを購入しました。


商品自体のレビューはリンク先に譲りますが、この HyperJuice(と専用ケーブル)があれば、iPhone、イーモバイルだけではなく、パソコン(MacbookAir)にも給電することができます。

知らない街で充電を行おうとする場合に確実に期待できるのはマクドナルドくらい。そのマクドにしたって車前提で設計された地方では(この猛暑の中の)徒歩圏内にあるかどうかはわからないわけで、充電いらずで1日乗りきれる計算が立つということは「必要なタイミングで情報をチェックして後回しにせずにレスポンスをする」ことにおいて勇気百倍の心強さがあります。

●インプット、思考、アウトプットをバランスよく

仕事をこなしながら旅をすると言っても隙があればいちいち、ノートPCを開いていては節操がありません。それに目立ちます。

これは旅行中に限らずの話ですが、タイムカードを切って勤務している身分でなければ、仕事にまず求められることは「時間を費やすこと」ではなく「期待値に応えること」。サボってないアピールのためのポーズは不要となれば、あとは旅行中のアクションに仕事のアクションをどうアレンジするか。
  • ローカル電車
  • 急行電車・新幹線
  • 路線バス
  • 高速バス
  • お店休憩
  • 食事休憩
  • 街角休憩
  • ホテル(就寝前)
  • ホテル(朝)
もちろん、100%仕事のことをやっていては旅行の意味はないので車窓を楽しんだり、街行く人を観察したりもします。ただその割合は純粋なバケーションと比べると少ないです。
電車内

●「電波が入らない」は怖くない

移動中はイーモバはもちろん3Gも繋がらないもありますが、前項のところでやることを整理していれば「何もできない」ことはないです。

今回の旅ではkindleアプリを立ち上げて積ん読を消化。元来本好きではなかったし荷物を少なくしたいので旅の持ち物ははせいぜい文庫本1冊が限界だったのがほぼ無限に読むものがあるプレッシャー、もとい便利。



●パソコンはロッカーに入れないことに

電車旅の必勝法といえば駅のロッカーに大きい荷物を放りこんで手荷物だけにして歩きまわること。今回の旅ではノートPCも「手荷物側」にしてみました。実際に街でちょこまか歩くときにパソコンを開くことはほとんどなかったけど、安心感はアップ。もし途中で何かの大災害があっても貴重品が手元にあれば躊躇なく行動できますしね(心配しすぎ!?)



●日中の高速バスという移動オフィス

長距離をできるだけ安価に移動する選択肢として高速バスは定番ですが、時間と場所に囚われずに行動ができる人には深夜バスではなく昼間のバスがおすすめです。

日中なので消灯がないのでスマホやkindleはもちろん、空いている場合はパソコンを開いて作業もできます。疲れたら車窓も楽しめるし営業中のサービスエリアグルメも楽しめる!
「寝ている間に着く」から「仕事や読書に集中しているうちに着く」なんて意識が高い!?(車酔いには注意しましょう)
バス内

会社員だけど京都から渋谷まで4ヶ月を自費で通ってみた
http://blog.livedoor.jp/ldmoriuchi/archives/6503684.html


地方でノマドるということ

徳島駅
都会のカフェや休憩所では当たり前の光景のパソコンを開いた「ノマド族」。今回の道中、平日の日中ではありましたが岡山・倉敷・香川・徳島では、電車はもちろんカフェやファーストフード店で仲間を見かけたのはわずかに一人でした。(そういえばiPad使いは一度も見なかった)

●どこにでもあると思うなチェーン店カフェ


ちょっと涼しい場所でコーヒー飲みながらまとまった作業をしようかと思った高松駅前では、見渡す感じちょうどよいチェーン系カフェが見当たらなかったので(うどん屋はいっぱいあるのに!)断念して、特急に乗ってしまいました。

●涼しくなれば場所には困らない


東京や大阪のようにどこにでもカフェはありませんが、市街地では至る所にベンチと公衆トイレはあります。そしてどの街も整備されていてキレイです。日差しの強い真夏じゃなければどこでも休憩、地元の中高生の目が気にならなければちょっとしたパソコン作業もできるでしょう。

●フードコート最強説

フードコート
そんな中、一番ノマドに快適そうなのは場所はショッピングモールのフードコート。バツグンの広さ、快適な明るさと空調、広いテーブルと椅子、美味しいお水飲み放題(最初システムがわからなかった)、豊富なフード(当たり前w)、夜23時まで営業(すごい!)。WiFiと電源は自分で用意する必要がありますがよく訓練されたノマド君には標準装備ですよね^^

これが休日だと家族連れが多くて、パソコンを開いた異邦者は邪魔になるかもしれませんが、3割ほどしか埋まっていない平日で、フードも注文しながら大人しく作業する分にはこれほど丁度良い場所はありません。コワーキングスペースもびっくり!?


一方でマクドで地元の高校生がだべっているのは昔も今も変わらない光景ですが、グループ全員がスマホでTwitterやLINEのアプリを開きながらぺちゃくちゃ話してたりするのは地方も都会も違いのない2013年ならではの風景だなーと思いました。2年前と比べて地方でも10代のガラケーはほぼスマホに移行した感じ。

そんな地方都市のライフスタイルは京都市内に住んでいる自分とは違っていて、「東京 、地方都市」ではなく「東京、都会、地方都市」だなーと痛感しました。このことについてはまた別に書きたいと思います。




反省点

待合室
最後に今回の旅で感じた反省点は以下のとおり。

●ざっくり予定は立ててから行こう

本当に何も予定立てずに出かけたので旅路の電車では、仕事を進めるわけでも車窓を楽しむわけでもなく、必死で観光地とうどん屋とラーメン屋を検索していましたw 食べることで失敗はしたくないタチなので・・・。もうちょっと大まかな訪れる場所くらいは決めておこうと思いました。

●フィールドワークをしよう

国内の地方を各駅電車で回るのは、観光地巡りというよりはそこで生活する人の動きを見たいという目的もあります。何処からどう見てもヨソからの観光客なのだからもっと開き直って地元のお店や人を観察して、肌で知っておきたいと思います。

●思考と作業のバランス配分を

せっかく旅をしているのだから、思考のアウトプットを求めるべきでした。情報の収集やネタ集めは「どこでやってもアウトプットの質は変わらない作業」。それに対してひとりブレストや企画の整理などの思考は「環境が変わることで違う結果が期待できる作業」。猛暑で頭が回らなかったなどの言い訳もありますがもう少し、「移動合宿」ならではのアウトプットにトライするべきでした。



ということであえて「意識の高いノマド()」を意識しながら「ひとり移動合宿」について、長々と書き殴ってみましたが、、、どうか引かないでくださいね!

どうせ同じ仕事ができるんだったら、いつもの電車いつものオフィスいつもの座席いつものランチから少し離れてみるだけでわくわくできますよ。平日のひとり旅は誰でもマネできる行動ではないことではありますが、費用対効果と気分発散効果が高いのでオススメです。

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