ちょっと空き時間ができたのでずっと見よう見ようと思っていた、この映画を楽しんだ。

10)

映画『ゲット・ラウド ジ・エッジ、ジミー・ペイジ、ジャック・ホワイト×ライフ×ギター』公式サイト

最初は、完全におじいちゃん形態(すわ内田裕也!?)になってしまったジミー・ペイジに物悲しくなるんじゃないかとか、エッジは偉大なギタリストだけど単体でドキュメンタリーってどうなんだろうとか、ジャック・ホワイトもうカバー写真のドヤ顔から浮いてるやん、など心配要素も多分にあったんだけど、始まって5分くらいしてジャックが西部講堂みたいなステージ横で自作のスライドギターをばかでかい音で鳴らすシーンからもう引きこまれてしまってた(早いだろw)

そんな映画にはそんなに詳しくない、ただのギターキッズの自分的な見所はこの3点。


・世代を超えた3人のギタリストの「哲学」が込められている
50)
どういうきっかけでギターに魅せられたのか作曲のインスピレーションを得ているのか、つまるところギターとは何なのか、を、普段は寡黙そうなジミーやエッジが(ジャックはおしゃべりそうw)目をキラキラとさせながら語る語る。

・ノンフィクションには間違いないんだけど演出がたまらない

20)
ただ語るだけだったら華もそれほど多くはない(失礼!)ギタリストですからそれほど盛り上がらないんですが、演出としてテロ活動盛んな頃のダブリンの町並みとSunday bloody Sunday を歌うエッジをつなげたり、かの「ヘッドリー・グランジ」でマンドリンを爪弾くジミー・ペイジ翁のもう片足は現世からはみ出しているような画とか、ジャックが敬愛するブルースマンのエピソードとか・・・、彼らの(つまりはロックの!)歴史や、バックボーンをかじっている人ならたまらないドキュメンタリー。

・ギターだけを爆音で鳴らすそのカタルシスたるや・・・

42)
この映画は「バンドサウンド」ではなくって「ギターサウンド」の映画。3人の独奏シーンを舐めるように楽しむことができます。「あれ?今の方がうまいんじゃない?」なジミー翁に、嬉しそうにサウンドメイキングをするエッジ、即興で作ったブルースを歌うジャック。
そしてそれらが全部フルテンの音量!3人のセッションシーンもドラムレス・ベースレスだからなのか、3人とも箱ギターでまあ中低音が効いてミュート音もハーモニクス成分も五月蝿いうるさいw
バンドのリハでやったら絶対ボーカリストから怒られるやんちゃっぷりを100分堪能!
ということでギター好きならだいぶんスッキリすることが出来ること請け合い。

下記は、公式サイトの「コメント」コーナーからの抜粋。

この映画を見るか見ないかは、君の自由だ。しかし、ギターを志しているあなた、そしてギタリスト、音楽が好きな人はきっと、全く人生にとって有意義な1時間40分が過ごせると思うし、一度見た人は必ずDVD・ブルーレイが欲しくなると思うよ。僕はあと人生にこの映画を100回は見るね。是非!
――ROLLYさん(ミュージシャン)

ギター・マニアのファンにはこれはエロビデオじゃん!当然楽器としての素晴らしさは伝わってくるけど,それよりもギタリスト3人のキャラの幅広さはおもしろいです。ギターとかロックとか興味なくても,一般の人にもロック魂はたっぷり味わえる。この映画を観てすぐギターを弾きたくなった!
――マーティ・フリードマンさん(ギタリスト・音楽プロデューサー)

※もっと若いミュージシャンたちもコメントしてます

たぶん、いくらドキュメンタリーとはいってもストーリーも起承転結も大団円もないし、娯楽映画としては微妙なんでしょうが、元ギタリストや現役ギタリストなら、しびれることは必至。ぜひ音響にこだわった映画館で見ておいたほうがいいと思うのです。
(この勢いなのでDVDも買うと思うけど自宅のAV環境でどこまで同じ快感を味わえるかは未知数・・)

ちなみに僕が見た映画館は京都駅八条口に去年できた「Tジョイ京都」。この映画が上映されていた5番スクリーンはこれで全席な感じで少人数でプライベートな空間。

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二人で座ると半個室みたいでドキドキ楽しめるんだろうなーと妄想できるカップルシートをひとりで占領して開放的に楽しむことができました(強がり)。
でも、冗談ではなくギタリスト諸兄におかれましては、非KIDSな恋人や家族と見に行かれますとドン引きされる可能性がありますので お気をつけください!
 

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