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会社で運営しているライブドアディレクターブログに書いた自分の記事がはてなブックマークで1,000ブクマを超えるという快挙を達成しました。こういうとき、黙ってたいしたことない顔している方がクールなんでしょうが、残念ながらひとこと多い性格なので、この自分のブログの方に所感を残してきたいと思います。
 
 

■APIがSEOを超える日

現時点で1130を超えるブックマーク数は、4年以上続けているライブドアディレクターブログの中で歴代5位の数字です。
個人的にはライブドアディレクターブログの中の過去のヒット記事の中でも鉄板だった「SEO」関連の記事たちに「API」で上回れたことが感慨深いです。

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記事をアップした時点では、技術寄りでモテそうにもなく、カネの匂いもしないテーマで、まさかホッテントリに入るとは思ってもいない謙虚さでしたが、1,000ブクマが見えだした頃から「今、SEOに勝てたらこれ、意味あるかも・・・!」と密かに興奮していましたw

 

■恩返しと感謝

ほんのちょっと前まで、大阪のいちWeb会社の中で働く、しがないディレクターとしてセコセコ働いていた身としては、自分の書いたブログエントリーが、こんなに多くの人(しかも同じ業界で働く仲間たち)に見られて、評価されるなんて別次元の出来事です。

十年以上も前に社会に出て以来、自分のWebの知識の大部分はネット上の情報、多くは知識のアウトプットを出し惜しみしない、多くのブロガーから得たものです。いつも貰ってばかりでは申し訳ないので、自分からも知識やノウハウをたまってきたので常にアウトプットしたい気持ちは常々持っていたのですが、そんなノウハウは必要ないとばかりに煙たがられたり、雑多なタスクが多くてブログを書く気力が起きなかったり、ブログを書いてみても自分の交友関係では伝播しづらかったり、今まではまあ、そんな感じでした。(どれも言い訳に過ぎないわけですが)

それが今は、ライブドアディレクターブログという、国内のディレクターの皆さんから注目と支持をいただいているメディアで、業務の延長線上で、楽しみながらこういったアウトプットができる環境にいられたことに、ただただ感謝するばかりです。


■記事に散りばめたメッセージ

個人的にはこのエントリーには3つの個人的なメッセージを込めました。はてブコメントやtwitterではそのポイントに反応する人がいると嬉しかったです。

ひとつはココ。

新しいプロジェクトをはじめるときに「また画面遷移図とワイヤーフレーム書かなきゃなー、飽きたなー」なんて思ったことありませんか? 
WebAPIに限らずWebの世界では、日々新しい技術や表現手法が生み出されています。これらを積極的に研究してお仕事にも取り入れていく習慣やサイク
ルがあれば「同じような」「得ることがひとつもない」自分にとって楽しめないプロジェクトは撲滅できるのではないでしょうか。

「Webディレクタのみんな、もっと刺激的な仕事しようぜ!」
これについては業界の就職サイトのtwitterなどに反応をいただきました。

ふたつめはココ。

これは、情報 (データ) をいちWebサービスが「独占的に囲い込む」ことによるメリットよりも、利用ユーザー数とユーザーの動きを活性化させる「オープンなプラットフォーム」化する方がより価値が高く何よりもクールだという、本来のインターネットのあるべき姿へ回帰する姿を反映しているとも言えるのではないでしょうか。

個人的には自分も自分の周りの人達も常に議論しているテーマなんですが、世の中のディレクターたちにはあまりピンと来なかったのかなーと思ったり。

みっつめはココ。

これら最新のWebAPIを触っていると、「最近の (イケてる) Webサービスってなんてオープンなんだ!」「WebAPIがあれば、外からでも何でもできちゃうんだなあ」という感想を持つことでしょう。昨今のWebサービスではAPIは外部のデベロッパーが使うためのものだけではなく、同じサービス内のシステムでも積極的に利用されています。つまり高度にAPI化されているプラットフォームでは、APIだけを組み合わせて同じようなサービスを作ってしまうことも可能なのです。

この記事で述べているAPIの勘どころ「ドキュメント」「APIエクスプローラ」は、自分が考えたことではありません。ロケタッチAPIの提供にあたって、当社エンジニアのボス自らが「今どきのAPIのカナメ」として用意したことでした。

で、実際に調べてみると、確かに、私たちがよく引き合いに出す、海外のWebサービス・プラットフォームについては、APIドキュメントは簡潔・かつ読みやすく、オープンに提供されたAPIエクスプローラーが備わっていて、具体的に参入障壁が低く、「これならちょっとパパ頑張ってみちゃおうかなー」なんて気になるシロモノでした。

つまり、ロケタッチAPIの提供に関しては、サイトを訪れたデベロッパーが、具体的に何かを作りたくなるように、シンプルながらこの2点をちゃんと提供しようということは最初から決まっていたのです。

はてブコメントやtwitterを見ていると、「ドキュメントとAPIエクスプローラーは両輪」「APIエクスプローラーなんてあるのか」なんて声がちらほらあってそこは嬉しかったです。これで国内のWebサービスについても、もう1レベル上のプラットフォーム化が進めばいいなと思ったり。


■実名でキリっと言うから価値が上がる

当然ライブドア社内ではこのブログはみんなが見ているので、トイレであまりしゃべったことない人から「ブログ、すごいですね」と言われたりしました。ちょうど社内では半年に1回の人事査定の時期だったのですが、正直、社内では目立つことができなくてお給料が据置きとなったとしても、ネット上に放たれたブログ記事が多くの人に支持されているのが目に見えてわかる方がテンション上がりますね!

またこのような、ネット上で「いい事言った」足跡が、もっとわかりやすい形で可視化されるといいなーと思いました。履歴書に「●●記事で1000ブクマ」と書くよりも、どこかに自分のネット上での(良い)評価が集約されていて、さらっとこのURLを見てもらえれば、自分の思想・思考・記述力とそれに対するガチの評価が出てるんでそれ見といてください!みたいな。

「履歴書」となると、社会での自分の存在と結びついていることが必要になります。今回これだけ自分のブログ記事が評価されると、自分の身分(ライブドアディレクターのモリウチ)を明らかにして、アウトプットすることの大切さを身を持って感じました。せっかく評価が一目瞭然になるんだったら、シンプルに自分と紐づいている方が楽で得ですね。

FaebookやGoogle+のプロフィールページを見ても、そういったことは即座には伝えられないし、ソーシャル評価サービスと言えば、海外ではKloutというサービスがありますが、Twitterって、いくつでもアカウントが取れるし、非対称なフォロワーが多い有名人はそれだけで評価が高く見えるからイマイチ好きになれないんですよねー。(この話は次回以降につづくかも)
 
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(とか言いつつ、Kloutのスコア上がってた♪)
 


以上、だらだらと長くなりましたが、ブログ好きのWebディレクターが、会社のブログとは言え1000ブクマもらって、隠しきれない気持ちを書き残してみました。

いやー、ブログって本当にいいものですね。



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