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京都でリモートワークしながらプロジェクトマネージャやディレクターをやっています。

この記事の読了時間:6分


気がつけば2010年代が終わり21世紀も残す所あと80%に。

この年末年始は「オンライン英会話」「麺活(ラーメン)」「サブスク周り」「ミラノでサッカー観戦」などでブログを書こうとしていたのですが、うかうかしていたら年が明けそうになっていたので、"お金を使ったこと"くくりでまとめて振り返ってみます。

この記事はその1(買い物・レジャー・サブスクリプション)からの続きでございます。


交通

京都市内でもようやくUber(という名のMK専用アプリ)やMOVが使えるようになったことと、今年は旅行が多かったこともあってレートマジョリティーな自分もようやくアプリからのタクシーが多くなりました。

あとは、リスボンではじめてLimeに乗ったのもカルチャーショックありました。街全体で実装実験している感じ、日本では難しいだろうなあ。


PiPPA

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2019年はシェアサイクルのPIPPAを生活の一部として取り入れた1年でした。

京都市街地でのちょっとした移動だとイニシャルの100円/30分以内でだいたい目的地に到達できるので、とて納得感(オトク感)が高いのです。アプリはローンチ当初から過不足なくちゃんとできていたし、ポートステーションが順調かつ積極的に増えているのが追い風になっています。観光客はもちろん市民の足として皆におすすめ。

京都市街地でのポートステーションの拡充に(理解が早い)若い世代による個人経営のホテルがたくさんあることが、強いアドバンテージになっていると感じます。ホテルが独自にシェアサイクルのサービス運営するよりもPiPPAステーションになったほうが早いからWinWin。

とは言え日頃からPiPPA推している自分も「Must have」と言えるほど依存しているわけではないし、市民への知名度はまだまだ。定着するために2020年は正念場かもしれません。





コンテンツ

2019年はAmazon video に加えてNetflixも使い始めました。その中で見ていない人も多そうなNetflixのタイトルを紹介します。

ファイナルテーブル



ざっくり言うとインターナショナル版「料理の鉄人」なんだけど、ただそのスケールと予算のかけ方がすごい。エンターテインメントかくあるべし。早く続編が実現してほしい。





ザ・ダート: モトリー・クルー自伝



実はこれを観るために Netflix に加入したなんて恥ずかしくて言えない・・・
イカれた4人のロッカーの半ドキュメンタリーなのに、登場5分で"コイツがいちばんヤバい"と思わせるオジーオズボーンがいちばんの見どころ。ジャンルは「コメディ」。




サバイバー: 60日間の大統領



こちらは最近見終えたばかりなので、その時シェアしたコメントをそのまま引用します。

ドラマや映画はそんなに見る方ではないし、ましてや韓国ドラマなんて、、と思っていた人間なんですが、Netflixのサスペンス「サバイバー 60日間の大統領」にハマってしまって、出張中のホテルでやっと最後まで見終えて余韻が冷めません。

冒頭が国会の爆破シーンから始まるので、シン・ゴジラみたいな感じかなあと見始めたんだけど、どっぷり政治を舞台にした人間ドラマ満載で、90年代にトレンディードラマ(死語)のひとつとして流行ったジェットコースタードラマ的な振り幅が快感。食わず嫌い(嫌いというわけではなかったんだけど)は良くないですね。

その勢いでさっき、今一緒に仕事している韓国人デザイナーさん(まだ見てない)に熱く語ったあと、オススメの韓国ドラマを聞き出してしまった😌





アメリカのドラマのリバイバルということを知らないと韓国のコンテンツとしか思えない神移植。全裸監督もそうだったけど Netflix ではいろんな国のクオリティ高いタイトルが見つけられるのがよいですね。あとは、シリコンバレーのシーズン6の配信を首を長〜くして待ってます。



麺活動

麺活も気がつけば20年目。ツーデケイド!

2019年後半は(麺以外に和菓子やかき氷など手を広げたために)麺活は週イチペースで体にも優しくなりました。ここでは初訪店かつ新し目のお店の中で唸ったところを紹介します。こうやって見ると淡麗系(のバリエーション)が増えましたよね。


MENSHO San Francisco@新宿

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サンフラン抹茶

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Twitter社のシェフとして招かれたこともあるというMENSHOグループのサンフランシスコ店のメニューが逆輸入。油を使わず豆乳を使ったラーメンを、麺ヲタでも納得できるコクのある感じに仕上げているのはさすが僕らのMENSHO。


二階堂@九段下


しっぽり呑める大人のラーメン屋を見つけてしまいました。


真鯛ラーメンまちかど@恵比寿


いちばん驚いたのはここでした。卓上のオイルがすごいんです。2020年は改めて「味変の妙」を追ってみたいと思います。


くろ渦@新宿三丁目


まあ、ここは間違いないですよね。ただ、この手の新・魚介出汁ブームのラーメンは好きですが、癖が強いので毎日食べるのはしんどいというのはあります(そこで味変)。


麺屋 坂本 @鞍馬口


2019年は京都での発見は少なめでしたが、唯一このお店はいままで京都のシーンにはなかったタイプのラーメンなので、応援したいと思ってます。


ラーメンムギュ vol.2 @烏丸蛸薬師

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全部盛りでストレス発散

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二号店なので新しくはないですが、京都には少ない喜多方インスパイヤStyleが四条烏丸で楽しめるのは本当に便利で2019年はよく足を運びました。


AFURI@Lisbon

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今週の麺活はAFURIのゆず塩ラーメン

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なんだかんだAFURIは(ラーメンもブランディングもマーケティングも)お手本だよね、と感じることが多いのですが、旅先のリスボンでもお目にかかれるとは純粋に驚きました。ヨーロッパでこのクオリティは他にないと思いますので、お立ち寄りの際はぜひ。



・・・ということで雑ですが、2019年の消費や活動について自分の振り返りついでにまとめました。2020年はもっと新しいもの試したいところですがもっと生活感ある出費がかさみそう。

ではでは本年もどうぞよろしくおねがいしますm(_ _)m


→ その1(買い物・レジャー・サブスクリプション)はこちら

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2019年というか2010年代が終わりなんですね。21世紀も残す所あと80%です。

この年末は「オンライン英会話」「麺活(ラーメン)」「サブスク周り」「ミラノでサッカー観戦」などでブログを書こうとしていたのですが、うかうかしていたら年が明けそうなので、"お金を使ったこと"くくりでまとめて振り返ってみようと思います。

→その2(交通・ドラマ・ラーメン)はこちら


◆買ったもの


Oculus Quest

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昨年の Oculus Go からのVRブームの流れで当然のように購入。部屋をひとつ片してVR専用にするくらい期待して買ったのですが最近は、スポーツや映画を観るときに思い出したようにかぶるくらい。ソードオブガルガンチュアは筋肉痛になるくらいハマりましたが根本的に、ゲームを続けられない質(タチ)なんですよねえ。

現時点での Oculus Quest はハードが先行していて、ソフト開発がまだ追いついていない感があります。自分がVRに期待しているのはゲームじゃなくってコミュニケーションの領域。ハードは成功と言えるくらい継続的に売れているみたいなので、2020年以降のアプリケーションに期待します。






カードサイズの財布 collet

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秋にオープンした山科無印良品のポップアップストアで見つけて気になっていた財布を年末にサンタさんからもらいました🎄

とにかく小さい、けど、カード・お札・コインの必要なものが普通にはいるという財布です。小さくて厚みがあるのでかばんやポケット内で触感的に「財布」とまだ認識できないのが悩みです。

そしてそのスペック以外に好感が持てるのが、枚方の工房で職人さんがひとりでつくっていること。メイドインおけいはん。

キャッシュレスで現金を触る機会はゼロには近づいたもののすぐにはゼロにはなりません。そんな2019年に新調した名刺入れサイズの財布はおそらく人生最後の物理財布になるのかなあとも思ったり。





無印良品のレディースの長袖カットソー

シンプルでオーバーサイズ気味でラフに着れるTシャツ、便利なんですが、自分は普通の成人男性より腕が短めで、着丈を合せると袖丈が短く、袖丈を合せると着丈が長くて今っぽくキレイに着れないということがよくありました。

そんな中、またもや広い店舗の山科の無印良品(ほんとにここいいですよ)で見かけたレディースの長袖がパッと見で形のバランスがよさそうでXLサイズがあったので着てみたらピッタリ。特に着丈の短さ。その後は、無印のレディースを定期的にチェックしています。ハイネックのざっくりニットもよさそう。

※無印のサイトがが年末年始メンテナンス中なのでリンクと画像は後日貼ります


◆レジャー

今年は公私ともにたくさん旅行に行きました。岡山、金沢、瀬戸芸、阿波おどり、高山、多治見、台北、リスボン、ミラノ。その中から3つのスポットをご紹介。


江之浦測候所@小田原

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前々から良い良いと聞かされていた杉本博司氏ワールドに11月に1年越しの訪問。1年じらしたおかげで新たに「竹林」エリアがUNLOCKされて探索できるワールドが広がっていました。

建築だけでも作品だけでもなく人里離れた山ひとつをキャンバスにした表現はどこまでが計算されていてどこまでが野趣なのかよくわからないのがおもしろいのです。あいにくの小雨でしたが艶のある湿った画が撮れて、そこかしこに自分好みの「かっこいい景色」があって満喫しました。建築と写真が好きな人におすすめです。

そしてここはオンライン販売チケットによる完全予約制なので極端に博物混んだりすることがない上に、事前に予約してこんな場所まで来ているひとたちしかいないので皆さんとてもマナーがよい。これからの美術館・館は全てこの方向に進んで豊かな体験と満足度を上げてほしいなあ。鑑賞ではなく体験にお金を払うというのはこういうことなんでしょう。

杉本氏の感性の赴くままにまだエリアが広大に増えそうなのが心配で楽しみ。公式のInstagramアカウントもいろんな構図を攻めていて面白いです。






多治見市モザイクタイルミュージアム

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陶器の町・多治見に2016年にオープンしたミュージアム。
懐かしのゲーム「ファンタジーゾーン(SEGA)」を思わせる外観がキュートすぎる。展示のボリュームはそこそこですが、入館料は安いし3階は女子ウケするインスタ映えの空間で車で来れるのならおすすめです。

ちなみに、この既視感はと思ったら、たねやワールドこと ラコリーナ近江八幡と同じ建築家さんなんですね。





サンシーロ@ミラノ

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欧州屈指の歴史を持つ8万人収容のサッカースタジアムであるわけですが、20年間テレビ越しに楽しい時もつらい時もインテルを応援し続けてきた僕にとってサンシーロに足を踏み入れて世界中から集まったインテリスタの仲間たちと本気のセリエAの試合を観戦できたことは人生の目標をひとつ達成してしまったようなものです。

ここでおすすめしたいのが試合のない日も参加可能なサンシーロスタジアムツアー。ひとり18ユーロで2時間弱。インテルorACミランのサポーターはもちろん、老朽化が問題視されているサンシーロはいつまで今の姿で存在しているか怪しいので、欧州サッカーファンのみなさんにおすすめです。
(サンシーロとセリエA観戦についてはまた近いうちに別でブログを書きます!)





◆サブスクリプション

続いて日本でもいよいよ、知っていると知らないで生活の質に大きな差が出るレベルになってきた定期払い使い放題の商品。とは言え、アーリーマジョリティな自分はそんなにアグレッシブには払っていないんですが。


Always Lunch(1ヶ月試して退会)

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秋に月額5000円ほど(現在は6,578円)でランチが食べ放題になるサブスクが京都市内で始まると聞いて躊躇なく申し込み。お店のラインナップも満足できるレベルだったし、ランチと言いながら夕方や夜も使える店があってこれはイイ!と思いました。

・・・が、1ヶ月試してみて解約。理由はサービス提供エリアである四条烏丸近辺に毎日行かないから。
毎日行く必要ないのに、Alwaysを契約してるから「あと●回行かなきゃ元が取れない!」と言う貧乏意識にとらわれて、10月後半はノルマのようにランチタイムに四条に行っていました。他に好きな行きたいお店(カリル@丸太町とか讃式@清水五条とか)あるのに、Alwaysがあるから行けない!・・・という自分に気づいた時「このサービスは今の自分を幸せにしない」と悟りました。

対象エリアの近辺の会社に毎日出勤してランチを食べなきゃ行けない方には信じられないくらいお得なサービスだと思います。週3使って後2日は別のお店で食べても元をとれますから。回数制限がある代わりにもっと安価なプランとかが出たらまた検討したいと思います。





某シェアオフィス(10月から継続中)

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自分は京都のコワーキングスペースには詳しい自信があります。自分が関わったり知人が運営していたりするユニークでコンセプトが優れた多くの選択肢があります。なのに、吟味してはじめて個人で固定契約したコワーキングスペースは、まるでネットカフェのように画一的で特徴のない全国チェーンのサービスでした。

いちユーザーとしてはあまり混んで欲しくないので店名は具体的には書きませんが(聞いてください)、

・月額2000円で月2日利用の最小プランで24H利用可能なオフィスキーが貸与される
・カードキーは京都店だけでなくトーキョー、オーサカなどにあるグループのどの店舗でも使える
・3日目からの利用はシンプルに1日1000円で加算
・月末締めクレカ引き落とし

という利用頻度が安定しないノマドワーカー(死語)にとって納得感がありすぎるシステム。「元を取る取れない」強迫観念に支配されてコワーキングスペースに行くなんて本末転倒ですから。厳密にはサブスクリプションとは言えないですが、固定料金で使い放題のレギュラープランが8000円なので、月8回までの利用なら固定+従量課金というのがちょうどよいのです。

また、肝心のワークプレイスですが

・飲食・会話・雑談OKなカフェゾーン
・テレカンなど節度のある発声はOKなオフィスゾーン
・キーストロークが強い人も注意さえうるサイレントゾーン

と厳格にゾーニングされていてこちらも合理的です。オシャレさ皆無で、他の会員との交流も一切ないワークプレイスですが、今一番快適に仕事が捗る場所。人恋しくなれば馴染みのコワーキングスペースでドロップインすればよいのです。ワークスペースの利用も目的に応じてレイヤー化してきた感じ。



DMM英会話(2018年2月から継続中)

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この年齢で英語学習ってやってる人はやっててもあまり言いふらすものじゃないという感じなんでしょうが、2年目になってやっとその効果が実感できてうれしい1年だったので書きます。

実感とは具体的に、秋の海外出張で拙いながらもなんとかできる「慣れと度胸」がついていたのと、春に受けたTOEICで5年前より200ポイントもアップしたこと。30分のレッスンをここまでで500レッスン続けていてもうすぐ丸2年。語学はどこまで行っても継続と積み重ねなので日常生活のルーティンとなればしめたものです。

継続できている理由は「友達感覚でフリートークができること」。半年続けたあたりから教材を読み合わせるような平凡なレッスンはやめて、テーマだけ決めてフリートークをするようにしました。と言うのもDMM英会話はフィリピン講師だけではなくヨーロッパや中南米・アフリカの講師も多いことが特徴なんですが、サッカーや音楽やゲームなど共通の趣味を持っている講師が多くいるのです。欧州サッカーの話は専らセルビア人の兄ちゃんたちと盛り上がっています。

英語学習についてはまた改めてブログに書きたいと思いますが、勉強嫌いで飽きっぽい自分が2年も続けられていることにびっくりしています。






・・・長くなってきたのでその2(交通・ドラマ・ラーメン)に続きます



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11月にポルトガルの首都リスボンで行われた Web Summit 2019 に参加する機会があったのですが、日本に帰って2週間が経ってもあまり日本語のレポート情報が出てこないので、自分の目で見て感じてきたことを自分のこのブログでひっそりと Open&Share します。

Web Summit とは

2009からヨーロッパで開催されているテックカンファレンスで2016年にダブリンからリスボンに開催地を移し、今年度は163カ国から7万人が訪れました。







はじめての海外カンファレンス参加

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今回私たちは、所属する企業が応募していたブース展示を行うために、展示スタートアップの一員として参加する機会を得ました。ブース展示では訪れた方やそのへんを歩いている方に対して自社プロダクトであるBtoCのWebサービスの説明や意見交換を行いました。

そんな自分は、実を言うと、海外テックイベント初参加。これまでは、SXSWもCESもTechchrunchもTOAもアルスエレクトロニカもミラノサローネも、英語堪能でグローバルマインド溢れる方々の活躍をSNS越しで応援している日本大好きおじ、おにいさんでした。

また、所属企業での役割もプロダクト開発のPM的ポジションなのでこういうお祭り事ではずっとお留守番側だったのですが、今年3回目の海外カンファレンス出典ということでいよいよ出番が回ってきた感じ。しかも、のほほんな視察&情報収集ではなく、ブース展示。もちろんスタートアップなので、安くはない渡航費・滞在費・参加費は投資いただいたお金から捻出しているというプレッシャーもあります。

初めての雰囲気に圧倒されはしないか?英語は通用するのか?手慣れている同僚もいるとは言え、冷静に1/2人の戦力になれるのか、不安があるなかでの渡航なのでした。


カンファレンスの特徴


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今年も日本からの参加者はたったの中200人だった(7万人中)そうで、日本人の間ではまだまだ知名度が少ないヨーロッパのWeb Summit。そんな中、数少ないエヴァンジェリストな方がすでに、このイベント全体のコンセプトやカラー、他のテックカンファレンスとの相違点を整理して発信してくださっています。

Web Summitとは何のイベントか?と聞かれたら、「世界を良くするために皆ができることを見せ、話し合うイベント」と答えるしかない。出展ブースやプレゼンテーションでよく見られたのは「気候変動・環境問題」、「サイバーセキュリティ」、「BREXIT」、「5G」、「ダイバーシティ」などだが、主催者が定めたジャンルなどは無く、それぞれが描きたい世界の実現に向け、自らのビジネスや政策を話しあう場、という印象だった。
【Web Summit Report】地球の裏側で感じた地球環境とイノベーションの未来|たくみ@NY→大阪へ|note

テクノロジーカンファレンスと言われてますが、すごくテックな内容かというとそうでもなく、どちらかというと概念論が多いです。今後のビジョンを考えている人にはヒントを得られる良い場所だと思います。ちなみに、Web Summitといえばセンターステージとナイトサミットという印象がある方もいるかも知れませんが、それぞれエンターテインメントとしては楽しいですが、深い学びが得られる場所かというと、そうでもないと私は思います。
「自ら行動し、己の目で判断」ファーストペンギン、山崎徳之氏に聞くWeb Summit協賛のワケ:MarkeZine(マーケジン)

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以下は、上記ブログと重なる部分もありますが自分の印象です。

・専用アプリが不可欠なカンファレンス。展示やセッションの把握はもちろん、同時通訳や文字起こし、参加者どおしのコミュニケーションまで、アプリがある前提で体験がと満足度の設計がされている。イベントテック分野これから面白そう。

・大手ブランドも、GAFAMも、イケイケスタートアップも参加しているけど、基本は2000社以上集まったスタートアップ優遇。自分たちもいち出展スタートアップとして事前・現地・事後の手厚いフォローを実感しました。

・カンファレンスとしてのテーマはない。多様な切り口やカテゴリのセッションが用意されている中、自分がどのカンファレンスを選んで参加・聴講したかで参加者ごとに印象は変わる。

・(こういう感覚自体が旧いのかもしれないけど)日本でのテックイベントと比べて女性が多い(46.3%)。特に40代以上の責任や役職があるであろう方たちが熱心でした(費用かけてリスボンまで来れるのは偉い人、というだけかもしれないけど)

・テックスタートアップに典型的なマッチョ感は薄かった。ディスラプトと急成長が全てではなく、この場の空気や熱量を共有しながら漸次、世の中をアップデートしていこうという雰囲気はヨーロッパぽいのか。そういう意味で狂騒感もそれほどなく地に足のついた感じ。


・・・などと書くと、Web Summit は具体的成功へのコミットよりも理想主義的でゆるふわなのかな、と感じられるかもしれませんが、少なくとも展示参加したスタートアップにとっては、とにかくたくさんの機会を作れる&作ってもらえるので、ヨーロッパの市場を意識するプレイヤーにとっての「成功へのパス」がつかめる絶好の機会であることは間違いありません。


まるでサマーソニック

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3日のうち展示ができる日は1日のみなので、残りの2日はビジターとして他社の展示を見て回ったりセッションを聴講して過ごしました。

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15のカテゴリ・30のステージで繰り広げられるセッションをアプリで調べながら、広い会場をいったりきたりする(合間でフードやドリンクを楽しむ)のは、大型ロックフェスと同じ行動パターン。ちなみに、大きな川沿いの新市街地でメインスタジアム+5つのホールという構成はサマーソニックさながらでした。


あと、ほとんどのセッションは25分以内と短くない?という時間で区切られているのも集中力が切れずにちょうどよかったかも。反面深める考察やディスカッションには向いていないけど。

Web Summit 2019 schedule

参加したセッションから中からいくつかを紹介します。

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「反アメリカ的/オルタナティブ」の象徴として話題となったであった、エドワード・スノーデン氏や Huawaiチェアマンの基調講演、、は見ていません ^^


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元フットボーラーとして、ロナウジーニョ、カントナも出てたけど、ロナウド(ラ・リーガのバジャドリードのチェアマン)が大人気。


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"The future we build needs to be open"
Wikipedia CEO の「知識の危機、信用の危機の時代」という言葉にドキッとする。


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"Can anything be private anymore?"
ケンブリッジ・アナリティカを告発したブリタニーカイザーさんは「個人と企業の(IQ (intelligence quotient )だけではなく)DQ (Data quotient)を養うことが必要」と説く。


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"Combating the weaponisation of data"
ブリタニーさんのもうひとつのセッション は立ち見で身動きも取れずさながらフジロックのRED MARQEE。


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"How we'll arrive in 2025"
リスボンの街で普通に使われているLimeのCEOがブリタニーさんと並んで多くのセッションに出ていました。安全性と接続性を強調してた。個人所有のシェアカー、自動運転、リアルタイムの地図更新など、この分野はデータを貯めることができるエリア(市場が解禁している所)から着々と進んでいる感じ。


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"How to build and scale products for and with users"
Reddit CTO からはモバイルアプリ開発時の既存コミュニティとのコミュニケーションにおけるリアルな成功と失敗経験。「改善を続けていれば批判はずっとは続かない」「安易に約束しない」「Don't tell people how to feel!」「Have a large and flexible Beta test.」「否定派も含む全体ユーザーを説得することができるベータユーザーコミュニティを育てる」


いち展示スタートアップとして

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さて、肝心の自分のお仕事であり最も不安だった、スタートアップエリアでの企業ブース出展ですが、結果としては役割は果たせたまして(同僚のヘルプを借りることなくパラレルで対応できた)、個人的にもとても大きな経験ができました。

少ないビジネス英語経験と限られたボキャブラリーの範囲ではあるものの、プロダクトの説明と情報交換コミュニケーションできたのは、

- ヨーロッパのほとんどの人は英語ネイティブではなく第2外国語なので、お互いのシチュエーションに慣れている
- スタートアップに対して営業したい企業の人の割合が多く、そういう人はつたない英語でも真摯に聞こうとしてくれた
- プロダクトの説明はもちろん質質疑応答も含めて、会話の大半は繰り返しなので、(1日の中でも)数をこなすほどこなれてくる
- WebSummit QRコードスキャン&アプリや、自社で用意したビジネスカードなど、keep in touch をサポートするツールが充実しているので、会話の出来が釣果のすべてではない

などなど、多様な国から多様な人が集まる WebSummit がデビュー戦であったことに感謝です^^

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さて、個人的な不安は開始早々に「なんとかなりそう」とわかったので、その後はひたすらプロダクトの説明やデモを行いまして、同僚と2人で2〜300人と話した所感はこんな感じです。

- エンジニアは2割くらい
- 視察中の日本の方が2割くらい(自主参加&日本人からも知られていないのでよく見つけてくれたと思う)
- 女性は6割くらい
- スタートアップ向けのサービスを持っている会社の方が5割くらい
- 特にウクライナ、ロシア、チェコなど、旧東欧の企業の人からの売り込みが熱心
- その他、投資家、メディア企業、ジャーナリスト
- 事前にアプリの中でメッセージをくれた人に展示を招待したら「行けたら行くわ」的な感じでカジュアルに来てくれる
- 日本で働いていた or 働きたい エンジニアやデザイナーが探して来てくれるのはうれしい
- 京都から来ましたと伝えると、思い思いに京都の思い出を語ってくれるのもうれしい
- プロダクトへの意見交換では、短い説明から「旅行」「教育」「プライバシー」「サステナビリティ」についてのアイデアやツッコミがあった

私たちは他の欧州のスタートアップと同じく、個社として応募・採択されて展示を行い、もちろんプロダクトや資料も多言語対応されていたので、展示ブースの外見からはこの人たち(よくある)アジア系だな〜くらいの印象しかありません。

そのような良い意味での先入観の少ない状態から、はじめまして〜プロダクト紹介〜意見交換ができたことは、意外と(WebSummitの日本での知名度&プロダクトのステージが)今だからこそできる貴重な経験だったのでは、あとから気づきました。


グローバル経験値の低い人にもおすすめ

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以上、展示スタートアップ企業としてWeb Summit 2019に参加して感じたことをつらつらと書きました。

会場を回るだけではなく展示を通して「当事者」になったことで、イベントのホスピタリティや細部のクオリティが体験できたこと、言語も文化も異なるさまざまな地域の「同業界人」と交流ができたこと、アメリカでもアジアでもないもうひとつの極のマーケットを感じてトレンドを知れたことは、テック業界に属するいち個人としても大きな経験となりました。

昨今は日本だけで仕事をしていても、ノンジャパニーズな方々と仕事をする機会は増えましたが、日本というホームに自らやってくる人とコミュニケーションをするのと、自分が「外国人」という立場で話をすることは異なります。

特に、自分自身が格好のサンプルなのですが、グローバル経験値がまだ低く、実はコンプレックスを感じていたような、典型的日本のWeb業界人が最初に海外のマーケットやシーンに触れる場として、Web Summit は絶好の機会でした。

そして、結果として自分はちょっぴりの自信と今後もインターネットをお仕事にすることについての大きなモチベーションを日本に持ってかえることができました。地球の向こう側にこんなにたくさんの同じ仕事をしている人たちがいるのだから自分も頑張ろう、と思いました(単純)


リスボンは本当に素敵な街でした

この出張滞在では、各日程の夜と終了後の1日はリスボンの街を探検できました。スタートアップの誘致を強化しているというトレンドに関係なく、滞在して働く街としてリスボンはとっても快適で気持ちの良い街でした。

- 古いもの(トラム)から新しいもの(Uber, Lime)まで交通が便利。
- 空港から地下鉄直通でらくちん
- 物価が安い。Uberは日本やイタリアの1/4-1/3くらいでした
- アパレル・ブランドも安い。Camper 2足も買っちゃった。
- パンとチーズとワインと魚がおいしい
- 成熟した観光都市なのでどこでも英語が通じるしみんな親切
- トーキョーっ子みんな大好きAFURIのラーメンが食べられる




Web Summit もリスボンも、日本から訪れて体験する人がもっと増えるとうれしいです。


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日本からは直行便がないので行くまでが大変だけど、風光明媚で温暖でフレンドリーで西欧にしては物価も安いといういいことづくしの国、ポルトガルの首都リスボンにあのAFURIがあります。



AFURI といえば、恵比寿店と雨降山・大山を頂く創業地のZund Barのイメージが強いですが、トーキョーの中心地ばかりにこんなに増えてるんですね。

さてAFURIリスボン店の場所は観光地バイシャ地区。リスボンらしい起伏の大きい狭い石畳のお店の前をリスボン名物のトラムが通るのが素敵。優雅に麺ジョイできます。

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アルファベットと漢字のロゴの二種類。

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店内は普通にCozyで空間の多いレストラン。おひとりさま客も多いので気恥ずかしさはありません。

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メニュー。日本人から見たらラーメン店だけど現地ではRAMEN というものが食べられる日本食レストラン。日本食(風)のメニューが豊富です。

ポルトガルのつけ麺がどうアレンジされているのかいないのか気になるところではありましたがらまずはAFURIと言えば、のYuzu sio ramen 12€をオーダーしました。もちろん券売機はないのでフレンドリーな接客のお店のお姉さんに。

トッピングとかカスタマイズは訊かれなかったのでデフォルトで。

付きだし(有料)は鯵の南蛮漬け。普通に好物。こんなありふれた日本のおかずが食べられるなんて不意を付かれた感じだけど、そうか南蛮漬けだからポルトガル由来なのね。

金曜の13時頃で4組くらいなので余裕の有りそうな営業。ほどなく着丼。それでは食べてみます。

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スープは柚子のフレーバーがけっこうしっかり出てます。仄かなのニュアンスを楽しむというのは日本人向けなので、シトラスの味がするdashi-soup というわかりやすさで来ている感じ。油分は控えめなのは好き。ジャポネから来たラーメンフリーク的には温度がぬるめなのは気になりましたが、ラーメンというものが初めての人には問題ないでしょう。

麺は日本の阿夫利とは違う細めのやや縮れ麺。中華麺というより全粒粉麺。のどごしが適度にあってスルスルと美味しい。

チャーシューはややパサ。もたれず最後までいける。細めに切られたメンマと半熟煮玉子はバッチリ。日本のとなんら遜色なし。

一見して気になったグリーンリーフのような葉物。現地ではちょどいいネギが手に入りにくいのか、リスボンっ子の趣味に合わせたのかは不明。食感は良かったけど、暖かスープに浸っている違和感はちょっとありました。

ということで全体としては美味しくいただきました。リスボン向けに工夫されたものなので日本のafuriと比べてはいけませんが、日本にこういうラーメンを出す店があっても違和感ないです。

「ニホンっぽい」派手なプレゼンテーションがうけて求められがちな海外でこれだけシンプルにまとめたところはさすが阿夫利の美意識が感じられました。



さて、、阿夫利に限らず日本のラーメン屋だとサクッと食べてサクッと出るのですが、歩き疲れた昼下がりで快適な店内にもう少しゆっくりしたかったのでデザートを頼んでみました。

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4つくらいあったうちの一つ、RICE PANNA COTTA。

あまり甘くない柿のスライスがしっかりこってりのパンナコッタにいい按配。緑はシソで酸っぱくしてあって安易に抹茶とかではなくて良いです。キナコは味的にははなくていいかな。絵的なあしらいだろうけど。

自分がパンナコッタずきなのもあるけど、AFURIに来てラーメンよりもパンナコッタの方におお!ってなっちゃいました(笑)



米国やロンドンなどでは空前のRAMENブームらしいですが、もともと日本食店の多い街に溶け込んでいるリスボンのAFURI。日本の阿夫利のファンはもちろん温かいダシスープが恋しくなった時はぜひ訪れてみてください。





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先日見つけた Tokyo Time Out の東京のラーメン特集が極めて納得感のあるセレクションでした。

東京、平成を代表するラーメン12選
https://www.timeout.jp/tokyo/ja/restaurant/tokyo-heiseiramen

スタイリッシュの麺屋武蔵、ダブルスープの青葉、つけ麺の六厘舎など、「その後の潮流」を作ったブランドが並んでいます。近年の新進気鋭のお店に比べるとインパクトはありませんが、ほとんどのブランドが多店舗展開をしておりそれだけ定番化したという証。元品川区民的には「多賀野」が選ばれているのがうれしいですね。同じ選定基準でここにいくつか足すとすれば「山頭火」「TETSU」「べんてん」あたりを推しておきます。

それにしても、平成って思ったより長い時代だったんですね。ラーメンを通して思い知るのもなんですが。

さてさて、こんなに骨太な特集を読んでしまったので、自分も青春時代であった平成を回顧したくなりました。2018年は京都ラーメンで打線を組みましたが 今年は過ぎゆく平成を回顧させていただきます。それではさっそくいってみましょう!



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