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京都でリモートワークしながらプロジェクトマネージャやディレクターをやっています。

※2025/5/23時点での情報です。

大阪万博2025、中国パビリオンのにあるグッズ売り場で、地球三体協会(Earth Three-body Organization, ETO)のロゴバッジが販売されていました。

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地球三体協会(Earth Three-body Organization, ETO)は、劉慈欣のSF小説『三体』シリーズに登場する、地球人類の中で三体文明を支持し、地球文明の滅亡や三体文明の受け入れを目指す秘密組織


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割と重厚感ある。


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キャップに装着するとこんな感じででかい。


なんかこの(ヘヴィーメタルバンド感ある)ロゴのフォルムは見覚えがあるなと思ったら、テンセント版ドラマ・三体(日本ではwowowで配信)で使われているETOロゴだった



もうひとつ購入したのが、三体IIで登場する宇宙戦艦・自然選択号(ナチュラル・セレクション)のバッジ。

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ロマンありますよね、艦(ふね)。こういう形をしてたのか。

というか中国ではプラモデル化もされているらしい。立体で見るとコロニーみたい。





この手の公式・非公式のグッズやファンアイテムは、知らないだけでで色々出回ってるのかなと、パッケージの裏を見たら・・・

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【中國CHINA PAVILION 2025】のロゴ付き。一応、お墨付きの公式じゃないですか。

日本の転売サイトで、この万博ロゴ抜きのパッケージが出品されているのを確認できたので、今回は大阪万博用パッケージとして持ち込まれているみたい。と言っても万博ロゴを印刷するだけだけど。

お値段はバッジ2つで2600円くらい。万博会場ではランチが3000円とかしますから、とても手に取りやすいお土産です。万博まったく関係ないけどw


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突然発見してびっくりしてちゃんと記録&記憶できていないのですが、
他のアイテムは、

・三体のシンボル(テンセント版ドラマ)のバッジ
・国連惑星防御理事会(PDC)のバッジ
・文明の刻印メタルタグ
・智子(アニメ)のアクスタみたいなの
・木製のジグソーパズル
・「水滴」 オーナメント

など、種類はいろいろ、クオリティもいろいろ、という感じ。

一番値段が高いのは「水滴」(それでも万博チケット代くらい)。地球連合艦隊約2,000隻を20分で壊滅させたおそるべき宇宙兵器なので、恐る恐る触ったらツルツルしてました。



中国パビリオンは評判良いですよね。

入館するとまず最初に、5000年前の遺跡から発掘された玉(ぎょく)の宝とか、始皇帝の銅板篆書とか、文明の厚みに圧倒されるのがずるい。それから農村や都市の発展、宇宙や深海の探索、スマートシティーやAI、といろんな展示を見ることができます。しっかり見て回ると1時間超コース。

しかし、最後のグッズ売り場で三体グッズに触れたあとで思い返すと、

殷墟のムービーといい、
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桃花源のインスタレーションの演出といい、
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最後に行列ができてたMR体験コーナーといい、


なんか既視感あったのはそういうことだったのか。


・・・ということで、中国パビリオンでひっそり販売されている三体グッズ。国内に85万人いるといわれている三体ファンのみなさん、ぜひこの機会をお見逃しなく〜


※下の写真は、三体も中国パビリオンも関係ないけど、21時から行われているドローンショーのいち場面。このショーを運営している会社名は「REDCLIFF」だった。

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この記事は、ポッドキャストプラットフォームLISTENで生成された文字起こしをもとに、NotebookLM で作成しました。



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先週末、映画館で「劇場版 孤独のグルメ」を鑑賞してきました。事前の情報はほとんど入れずに、いつものように軽い気持ちで席に着いた観に行ったのですが、予想を超える感動が待っていました。




サマリー:孤独のグルメ映画という名の、心温まる人間ドラマ

「孤独のグルメ」といえば、原作漫画、そしてテレビ東京のドラマとして、すでにお馴染みのタイトルです。自分もその一ファンとして、井之頭五郎がひたすら美味しいものを食べ歩く姿に、ある種のストイックな美学を感じていました。

しかし、今回の映画は、これまでの「孤独のグルメ」とは一線を画すものでした。もちろん、美味しそうな料理の数々は健在なのですが、それ以上に心温まる人間ドラマとしての要素が強く、観終わった後には、まるで良質な短編小説小説を読んだかのような充足感がありました。

今回の映画のテーマは「スープ」。井之頭五郎が、様々な場所で、様々なスープに出会い、その味を追求していく過程が描かれています。スープ好き、そして何よりも出汁にこだわる自分としては、このテーマだけでもう心を掴まれてしまったと言っても過言ではありません。


漫画版「孤独のグルメ」との距離感

ただし、原作漫画、そしてドラマ版の「孤独のグルメ」とは、少々距離があるように感じました。あの、孤高のグルメ、ハードボイルドな井之頭五郎はどこへ行ってしまったのか?

もちろん、松重豊さんが演じる井之頭五郎は、もはや唯一無二の存在であり、彼の解釈によって「孤独のグルメ」が新たな魅力を獲得したことは間違いありません。しかし、原作ファンとしては、「これは本当に孤独のグルメなのか?」という疑問が頭をよぎったのも事実です。

しかし、映画を観終わった今、自分はこう思います。「これは、孤独のグルメの新たな一章だ」と。
令和の時代に、新たな解釈を得て、生まれ変わった「孤独のグルメ」。原作を知らなくても、全く新しい映画として楽しめるはずです。


期待を裏切られた、良い意味で

正直に言うと、映画に対する期待値は、それほど高くありませんでした。松重豊さんが監督・脚本を手がけ、クロマニヨンズが主題歌を担当する、という情報から、「これは、松重さんへのご褒美的な作品なのかな?」という先入観を持っていました。予告編のイメージも、どこかコメディタッチな印象を受けましたし。



しかし、実際に映画を観てみると、ストーリーがしっかりと練り込まれており、予想外の展開に何度も心を揺さぶられました。まさか「孤独のグルメ」で泣けるとは思わなかったですね。

映画の舞台は、世界へ

映画の舞台は、東京を飛び出し、パリ、無人島、韓国、そして長崎県の五島列島へと広がります。

特に、五島列島は、自分にとって特別な場所です。4年前に3泊4日でじっくりと旅行し、その美しい自然と、人々の温かさに触れ、すっかり五島列島の虜になってしまいました。
映画の中に、自分が実際に訪れた教会のシーンが登場した時には、思わず声を上げてしまいそうになりました。「まさか、孤独のグルメで五島列島に出会えるとは!」

スープを求めて、五郎は彷徨う

映画では、井之頭五郎が、スープを求めて、様々な場所を巡ります。

- パリでは、定番のオニオンスープ
- 五島列島では、地元食材を使ったちゃんぽん
- 韓国では、二日酔いに効くというタラのスープ

どのスープも、その土地の風土や文化を反映しており、見ているだけでお腹が空いてきます。

そして、東京では、伝説のスープを再現するために奔走する五郎の姿が描かれます。その過程で出会う、ラーメン屋の店主を演じるのが、なんとオダギリジョー。これがまた、何とも言えない味を出しているんです。

これは、グルメドラマ映画からの脱却なのか?

これまでの「孤独のグルメ」は、ひたすら美味しそうなものを食べる、という点に魅力がありました。五郎の独り言、そして、美味しそうに食べる姿を見ているだけで、自分たちも幸せな気分になれたのです。

しかし、今回の映画では、ストーリーを重視しているように感じました。もちろん、美味しそうな料理の数々は健在なのですが、それ以上に、人間ドラマとしての要素が強く、観終わった後には、まるで良質な短編小説を読んだかのような充足感がありました。

もしかすると、「スープ」というテーマを選んだ時点で、ストーリー性を重視するという意図があったのかもしれません。スープは、様々な食材を組み合わせ、時間をかけて煮込むことで、奥深い味わいを引き出すことができます。その過程は、まさに人生そのものと言えるかもしれません。

これは「孤独のグルメ」ではない?

映画自体は、非常に面白く、感動的な作品でした。しかし、観終わった後、自分はふと思いました。「これは、本当に『孤独のグルメ』なのか?」と。

原作漫画の「孤独のグルメ」は、もっとストイックで、孤独な世界観です。井之頭五郎は、誰とも群れず、ただひたすらに、自分の舌と心に従って、美味しいものを食べ歩きます。他人との交流を極力避け、自分の内なる声に耳を傾ける、それが「孤独のグルメ」の真髄だと自分は思っていました。

一方、映画版の井之頭五郎は、非常に社交的です。様々な人に出会い、言葉を交わし、助けを借りながら、究極のスープを完成させていきます。こんなにも人と繋がる五郎を見たのは、初めてかもしれません。

もしかすると、松重豊さんは、この映画で「孤独のグルメ」を再構築しようとしたのではないでしょうか。これまでの「孤独のグルメ」のイメージを覆し、新たな可能性を拓こうとしたのかもしれません。

原作へのリスペクトも忘れていない

ただし、映画の中には、原作へのリスペクトも感じられる部分がありました。

- 五郎がパリに行った理由が、昔の恋人の娘からの依頼だったこと。原作漫画にも、パリに恋人がいた、というエピソードが何度か登場します。
- 劇中に登場する絵画が、漫画版「孤独のグルメ」を描いた谷口ジローさんの作品だったこと。

これらの演出は、原作ファンにとっては、ニヤリとさせられるポイントだったのではないでしょうか。

語りのないラストシーン

そして、自分が最も印象に残ったのが、ラストシーンです。

いつもの「孤独のグルメ」であれば、食事に対する五郎の独り言が、これでもかとばかりに繰り広げられます。その独特な言い回し、そして食欲をそそる描写が、「孤独のグルメ」の醍醐味と言えるでしょう。

しかし、映画のラストシーンでは、五郎は一切語りません。ただひたすらに、スープを味わい、その余韻に浸っているのです。

これは、新たな「孤独のグルメ」の第一歩なのかもしれません。これまでの「孤独のグルメ」の殻を破り、より普遍的な人間ドラマへと進化しようとしているのかもしれません。

まとめ:これは「孤独のグルメ」ではない。しかし、面白い。

映画版「孤独のグルメ」は、これまでのシリーズとは一線を画す、ハートウォーミングな人間ドラマでした。原作ファンからは、「これは、孤独のグルメではない」という批判もあるかもしれません。しかし、自分は、「これは、これで面白い」と思います。

松重さんは、長年演じてきた井之頭五郎というキャラクターを、大胆に解釈し、新たな命を吹き込みました。その結果、生まれたのが、今回の映画版「孤独のグルメ」なのです。

ラーメン好き、スープ好きはもちろん、「最近、ちょっと疲れているな」という時に観ると、心が温まるかもしれません。ぜひ、劇場でご覧ください(もうすぐ公開は終わりますが終わっちゃうかもしれませんが配信でも!配信でぜひ)。

この映画を観終わった後、自分は、無性にラーメンが食べたくなりました。そして、五島列島にも、また行きたくなりました。

そんな気持ちにさせてくれる、映画版「孤独のグルメ」。これは、単なるグルメ映画ではありません。人生の滋味深さを教えてくれる、心温まる人間ドラマなのです。







先週末5月26日に開催された「今庄そばまつり」を始めて訪れました。

開催地の福井県今庄町(今の行政区画は南越前町)は越前そばのメッカの地域。その今庄町を中心とした15の事業者がややミニサイズのそばを500円で提供するテントが、旧宿場町である今庄駅の周りに点在していて、街歩きをしながら美味しいおそばの食べ比べを楽しめるという年に1度のお祭りです。






なにはともあれ、僕たちが堪能した各店の個性あふれる おそばグラビア をご覧ください。

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【そば処わかさや】旧宿場町の歴史的建造物のお店で提供する、するするっといくらでも食べられそうな喉越しも良いおそば

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【お爺そば・お婆そば】辛味大根のお爺そば、甘み大根のお婆そば。一晩かけて作った甘めのダシが印象的で、ゴワゴワ麺のかみごたえが最高に良かった。

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【今庄宿そば処「そばの庄」】グニュグニュ食べれるストレート麺と辛い大根、粗めに切ったネギのこれぞ田舎のおろしそば!という感じ。おだしがしっかりキンと冷やされていてそれ故の行列だったのかと(おろしそばは常温で供されてもおいしい)

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【ゆのおそば】食券買って並んでいたらまさかの自分の前で麺切れ。その理由は「道が(そばまつりで)混んでて店から打ち立ての麺がまだ届かない」から。1時間後に打ち立て新鮮な一杯にありつけました
 
 
福井でそばといえばおろしそば、カツ丼といえばソースカツ丼、それしか食べていないといっても差し支えありません。福井でそばのイベントが開かれるのなら、おろしそば以外の選択肢があるはずがないのです。

来客の殆どが福井県民で、福井で育った僕もこの状況を自然に受け入れていたけど、よくあるフードフェスの楽しみ方から比べるとなかなか振り切ってますよね。

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さらにこのイベントは午前9時スタートという早起き健康シフト。京都から車で10時すぎに到着するともうどの駐車場もほぼ満車で、ひととおり満喫して帰りだす人もちらほら。各店のテントには行列ができていて、到着した時点で「あと僅か」表示が出たお店も。

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最終的には計1万1600食を提供したそうで、昼過ぎには会場は撤収モードが漂い始めていました。公式のイベント終了時間の15時半には、みなさんひとっ風呂あびて打ち上げのビールでも楽しんでたんじゃないんでしょうか。いやはや、マイペースすぎる。




特に来場者数はカウントしてなさそうなんですが(そういうところが福井😌)、体感的にひとり2〜2.5杯くらいは食べていそうなので5000人くらい来場したことになる。 だとするとこの町の人口と同じくらいの人が午前中にわーっとやってきて、わしわしおろしそばを食べてまた去っていった感じ。

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お寺の前の駐車場に特設テント。最も行列が長かったのは地元の高校のそば部が出したお店、というのもよい。

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一緒に行った家族(京都生まれ京都育ち)は、同じようなそばを食べるのに、炎天下の下2時間近くも待たされたことですっかりうんざりしていましたが、、、いやいや、見た目だってよく見たら一杯一杯にお店の個性があるし、ひとたび口に入れて噛み締めたら全く違った景色が広がるじゃないですか、おろしそば。かつおぶしとネギ以外の具は断じて認められませんが。
 
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近くの道の駅で売られていたおろしそばのマストアイテム「辛味大根」
 
 
 
今回が第37回ということだけど、20年前に福井県を離れた自分は、こんなマニアックなイベントが毎年開催されていることを、残念ながら知りませんでした(SmartNewsで北陸新幹線関連ネタにロックオンされている関係で流れてきて知った)。風情のある旧宿場町で開催されるこれだけ尖ったフードフェス、うまくPRすればもっと話題にできると思うんだけど。

そういうところですよね、福井。いや、逆にそういうところがいいのか。

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日本海側名物焼き鯖はダイレクトに五感と食欲を刺激する
 
 
もうひとつ。

今年の今庄そばまつりは、福井市から今庄駅も通って敦賀を走っている「ハピラインふくい」というローカル電鉄とタイアップしていて、福井駅などからハピラインふくいで今庄駅に来てくれた人にはおそばクーポン券を配っていました。

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いま、福井県といえば待望の北陸新幹線が敦賀駅まで延伸されてトーキョーと乗換なしでひとつなぎになったことが全国的に話題になっているその裏で、今まで県民の足となっていたJR西日本の線路が、新幹線と重複するからというルールのもと、第3セクターのハピラインふくいに移管されています。

トーキョー観光需要に湧く北陸新幹線とは無関係の小さな旧宿場町・今庄で、人知れず5000人以上の県民が訪れておろしそば「だけ」を食べて盛り上がっていた故郷・福井が、滑稽でもあり、愛おしくも思えたのでした。


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今庄駅舎内にあった新幹線開通の影で来なくなってしまった特急サンダーバードとしらさぎへの地元中学生による惜別の画とともに。(似顔絵イラスト:西アズナブル  


 

お知らせ1

普段はsubstackというプラットフォームで、ニュースレター「晴耕雨読 - Tiny newsletters from Kyoto」を更新しています。よろしければ購読をお願いします。

こちらは、北陸新幹線に上書きされてしまった可哀想な特急サンダーバード(雷鳥)への思いを綴ったエッセイです。



お知らせ2

NFTを使ったコミュニティやメンバーシップを始めるためのプラットフォームT&Tを開発するチームで働いています。2022年末に岩手県遠野市のケースから始まったT&Tは、いくつかの「静かに熱い田舎」で活用されています。ご興味のある方、ちょっと事例とか聞きたいという方はぜひお問い合わせください。




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『オアシス:ネブワース1996』は、過去25年間で音楽シーンにとって最も象徴的なライブイベントとして語り継がれている1996年8月10日と11日にハートフォードシャー州ネブワースで開催されたコンサートを、グラミー賞受賞者ジェイク・スコットによる音楽ドキュメンタリー映画だ。

ー オアシス:ネブワース1996 – アップリンク京都

オアシスの1996年のライブを取り上げた話題のドキュメンタリーをアップリンク京都で見てきました。オアシスの映画といえば2016年の「SUPERSONIC」も劇場で見ましたが、兄弟喧嘩が中心で音楽要素少なめだったアレと比べると「ネブワース1996」はダイレクトに音楽の魔法に心動かされる作品でした。

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この記事の読了時間:3分
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ご縁があって四条大宮にオープンした新しいスマートホテルのロビーにあるマップデジタルサイネージに、「京都住民がおすすめするスポット」でコンテンツの協力をしました。

・・・なんて言うとすごそうですが、

「日本有数の激戦区!?京都に来たら押さえておきたいラーメン店5選」

「その気になればリモートワークもできる京都まちなか癒やしスポット5選」

の2つのテーマを設定して、それぞれ5つのおすすめスポットの写真とコメントを提供しました。元ネタのほとんどは Instagram からの投稿なのでしっかり考えて半日ほどのお仕事です。

一介の会社員兼フリーランスだけどプロフィールも載せてもらっております。

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